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10年悩んだニキビと別れを告げた話

私は高校生の時からずっと、物凄くひどい肌荒れに悩まされてきました。
元来アトピー性皮膚炎だったのですが、高校1年生の11月に突如としてニキビが大量に出現し、
それ以降26歳までずっと、何を塗っても何を飲んでも改善しませんでした。
10年間、常に一番のコンプレックスは肌でした。
どれだけおしゃれをしても、化粧を頑張っても、肌が汚すぎると台無しになります。
特に20代前半までは、スマホを持っていなかったこともあり、アプリ等で誤魔化すことも出来ず、
写真を見るたびに鬱になっていました。(でも写真を撮るのは大好きだっだ)(写真おばけと言われたりした)(おばけとは)

しかし、26歳のとき、その悩みから解放されました。
もちろん今もニキビが出現することはありますが、以前とは違い、たまに1つ2つ出来る程度。
喉から手が出るほど欲しかった「人並みの肌」を手に入れ、
昔からの友達には「何をしたの?」と聞かれる機会がそれなりにあるため、
自分の整理も兼ねて振り返りたいと思います。

【前提】
26歳までぼーっと過ごしていたわけでは勿論なく、かなり色々と試してきました。
それをざっと思い出してまとめます。

<生活習慣系>
★毎日枕カバーを取り換える
★朝は洗顔料を使わない
★洗顔後はタオルで拭かない(ティッシュで軽く抑える)
・シャワーは顔に当てない
・蒸しタオルであたためてから化粧を落とす
・お湯で毛穴を開いてから洗顔し、最後に冷水で引き締める
・22時就寝
☆起きたら白湯をコップ一杯
☆1日2Lの水を飲む
☆化粧のパフやブラシは毎日洗う

<食事系>
・油ものは一切食べない ←それ以上に、砂糖をもっと控えるべきだった…
☆ナッツで良質な油を摂取
・果物を毎日食べる
・ヨーグルトを毎日食べる
・乳製品は控える
・豆乳を毎日飲む
・トマトジュースを毎日飲む
・トマトジュースを温め、オリーブオイルを入れて飲む
・「まごわやさしい」を毎日規定量必ず摂取する

<化粧品系>
・ETVOSのパウダーファンデーション
・ナチュラグラッセの下地
・ラロッシュポゼの下地
・NOVをライン使い
・minonをライン使い
・キュレルをライン使い
・d プログラムACリセット(ニキビ用美容液)
・メラノCC
・メディヒールのパック(ティーツリー)
・毎日コットンパック
・その他ありとあらゆるアクネケア系アイテム(医薬部外品含む)

<サプリ系>
・チョコラBB+
・ハイチオールC
・ハイチオールBなど(詳細失念)

…高校生の時なども含めればもっと色々と対策(と自分が思っていたこと)をした気がしますが、
ひとまずこんなところでしょうか。
全部無意味だったとは思っていませんが、当時は改善に至りませんでした(★は今も続けているもの、☆も極力意識していること)。
とにかく、物凄く沢山のタスクを自分に課していました。
なのに肌を見た親や友達は、「ちゃんと顔洗ってる?」「ビタミン摂らなきゃダメだよ~」「もっと寝ろ」等と言ってくるわけです。
もちろん親切心であることは分かっています。
でも、正直、ニキビがひどい人はそんなこと人一倍やっているわけです!!!!!!涙
ニベアで保湿すればツルピカになるような子(?)の何倍もお金&時間を費やし、全方位に気を遣って生きている!!
それでも出来るものは出来るんだ!!!
…という気持ちになったことが何度あるか…きっと頷いてくれる方はいるはず…。

すみません。前置きが長くなりました。
何をどうしたらよくなったのかという本題に入ります。

【皮膚科に行った】

…基本か!!!
でも処方される薬によっては全然効果が出なかったりもします。
実際、いくつかの皮膚科に行き、もらった薬の一部(アクアチムとかアクアチムとか)は私には全く効果がありませんでした(むしろ悪化した)。
以下の流れで対処したところ、よくなりました。

0. リプライセルを飲んだ
みんな大好きリプライセル。(いまはリポスフェリックかな)
これで高濃度のビタミンCをぶちこみまくり、当社比でましになっていました。
この後の治療の土台作りになったかなと今では思っています。
でもつるつるのお肌とは程遠く、皮膚科へ真剣に通うことを決意。

1.抗生物質を飲んだ
満を持して評判の良い(美容)皮膚科へ(私は保険診療のみ)。
慢性的にニキビがある場合、顔に細菌がいるということのようです(正しい説明はお医者さんに聞いてください)。
まずは2週間くらい抗生物質を飲みました。だいぶ目に見えて効果があった記憶があります。

2.(ヒルロイド・)デュアックを塗った
ある程度落ち着いたところで、デュアックで根本的に治療しました。
抗生物質は飲み続けるわけにいきませんが、飲むのをやめると肌は元通りになりかけます。
デュアックを塗ることで、肌の新陳代謝を強制的に促し、新しい綺麗な肌に生まれ変わらせるというわけです(正しい説明は~)。
これが、非常にしんどかった…。
新陳代謝を促すなんてマイルドな表現をしていますが、言ってしまえば皮をひっぺがすってことです。
ものすんごく乾燥させて、皮を剥かせる(?)のです。
ボロボロ顔の皮が落ちます。
日中でも平気で剥けまくります。
コロナでもなんでもない頃でしたが、数か月は食事の時以外一切マスクを外せませんでした。
それってつまり、めちゃくちゃ痒いんですよね。(かさぶたって痒いですよね?そういう感じ)
それを緩和するために、ヒルロイドで保湿して寝ます。
そうでもしないと痒くて眠れないので。
我慢できない時のために、痒み止めの飲み薬も処方されていました。
アレグラかな?花粉症の時とかにも処方されるやつ。
あまり覚えていませんが、しばらく飲んでいたと思います。
1か月くらいで耐性がつくと言われて、確かに途中で痒み止めは飲まなくても耐えられるようになりました(記憶曖昧)。

3. エピデュオに移行…はしなかった
デュアックはそういうわけで強いお薬なので、使用できるのが3ヵ月までと決まっています。
なので次はエピデュオに移行しましょうか~と貰ったのですが、結果としては使用しませんでした。
既にかなりましになっていたため、その状態の肌から更に一皮剥かせる(表現)のは抵抗がありました。
あと、単純にもう痒いのが耐えられなかった。
※これが正しい判断かは分かりません。処方されたのだから使うべきだったのかもしれませんが、現にほぼ完治したので、まぁよかったかなと自分では思っています

4. サプリを補強した
リプライセルと出会ってからは、それまでの有象無象のサプリをやめて一途な乙女と化していましたが、
各種医薬品を卒業するにあたり、色々勉強し補強しました。
1年くらい前にリプライセル系も卒業し、今は安価なDHCに落ち着いていますが、調子は維持できています。
お金が無限にあればリプライセル飲み続けたいけどね…どんどん値上がりしてしんどい…。

現在飲んでいるのは以下のもの。(下のほうは肌のためではないですが一応)
・はとむぎエキス
・ビタミンA
・ビタミンB(タイムリリース型)
・ビタミンC(タイムリリース型)
・鉄分
・亜鉛
・ギムネマ

特にはとむぎは、飲み忘れると如実に出ますね。わたしは。
亜鉛と鉄分はPMSにいいです。

5. 全体的に調子が悪い時は、弱いステロイドを少量塗る
これは結構最近、ここ1年くらいの対処法ですね。
顔全体がかぶれていたり赤らんでいたりする場合であって、ニキビを倒すというのとはまた違いますが、
肌全体の治安維持に活躍しています。
そもそもニキビはあまりない状態じゃないと意味ないと思いますが。(昔使った時は効果無かった)
ちなみに、ロコイドをプロペトに混ぜたものを使うことが多いです。
例のごとく、ステロイド=悪のイメージがあったのですが、
わたしはむしろステロイドフリーのIHADAの美容液等で荒れてしまったこともあるので、
使い方・分量・適性次第だなと改めて思いました。

6. 化粧品を変えた
mimcのリキッドリーファンデーションにしました。
さすがの大人気アイテム。
パウダーより私はいい感じです。(仕上がり・肌の調子ともに)
それをビオデルマで落としています。
以前は、ふき取りは悪!ジェル一択!!!って思っていたのですが、
キュレルのジェルを使っていた頃より断然いい感じです。
きちんと落とすの大事。
ちなみに普段は貧乏性ですが、コットンだけはちょっと奮発して資生堂のよくあるやつ(雑)を惜しみなく使っています。
刺激がなくてよい。

長くなりましたが、こんなところです。
油ものやカカオ濃度の低いチョコは食べ過ぎないようにしていますが、普通に食べます。
白砂糖も極力控えるように心がけてはいますが、結構な頻度で食べます。(やめるべき)
良質なオリーブオイルを小さじ一杯飲もうと思っていますが、非常によく忘れます。()
それでも、数十のマイルールを躍起になって遵守していた頃よりずっとずっと肌の調子は良いです。
今は情報が手に入りやすくなり、10代の頃の私ほど迷走する人はいないかもしれませんが、だからこそ自分に合わなかった時の失望も大きいように思います。

総括すると、皮膚科にgo!効果が感じられなかったらセカンドオピニオンにも遠慮なくgo!

でも一番伝えたいのは、自分に合う方法はきっとあるから絶望しないでほしいってことです。
一人で悩んでいるどなたかに届きますように。

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