会社辞めてWebライターを3ヶ月やってみた感想

私は2021年の2月からWebライターをやっています。そしてまだろくに稼げていないまま3月に会社を辞め、今はWebライター専業で活動中です。

4月末でちょうどライター歴3ヶ月になったため、今までを振り返ってみたいと思います。

月収の推移

ライターを始めてから2021年4月までの月収は以下の通りです。

2021/02: 約7,000円
2021/03: 約60,000円
2021/04: 約86,000円

はい、とても生活できるレベルではありません。なので今は会社員時代の貯金を切り崩しています。あとは失業保険も申請中です。

ちなみに私の場合、損益分岐点は約170,000円で、ひと月にこの金額を稼げなければ赤字になります。家賃で10万持っていかれるのが痛いです。

一応このペースでいけば来年までは貯金が尽きない見込みは立っています。

毎月増収しているが...

一応毎月増収できていますが、まだまだ黒字には程遠い数字です。

そして反省点もあります。

一応4月の目標は80,000円だったのでクリアはできていますが、発注が来るだろうと思っていたクライアントから発注がなかったことがありました。また別クライアントからの発注で文字数が想定よりも少なかったのも想定外でした。

そのため月末にクラウドワークスで営業活動して1万円ぐらいリカバリました。

ここから得た学びは、「来週も発注してくれるだろう」と期待するのは良くないということです(自分から営業しにいかないのも良くないですが)。

また発注状況についてクライアントと密に情報交換した方が仕事量と収益の予測が立てやすいと思いました。

一方で4月は工夫したこともあります。それは、安い案件の稼働率を減らしたことです。そして単価が高い案件を多くこなすようにしました。このおかげで新たに単価の高いクライアントから仕事をもらう余裕ができました。

5月の月収目標

5月の月収目標は10万円です。月初で3万円弱分ぐらい既に発注をいただいているので現実的な数字と考えています。

4月の反省を生かし、新規クライアントの獲得は継続します。また、5月はSEOの知識を深める所存です。なぜなら単価の高い案件はSEO知識が求められるためです。

現在構成を担当している案件もあるためそこで実践経験を積む予定です。

また今のスキルと営業手法では月10万ちょいが頭打ちな気がしています。そのためスキル向上や別の営業方法も考えないといけないです。

Webライターをやって良かったと思うこと

①時間の縛りがない
②会社員時代と比べてコミュニケーションのストレスが少ない
③好きな場所で作業できる
④ネットにある情報を鵜呑みにしにくくなった

個人的には上の3つに満足しています。朝好きな時間に起きていいのと、疲れたら昼寝できるのがいいですね。

あと平日の昼間に街に出れるのもいいですね。私は混んでる場所が嫌いなので、空いてる時間帯に街に出れるのは大きいです。

将来は土日祝に働いて平日は休むというサラリーマンとは真逆の生活をすることを企んでいます。

ちなみに4つ目については、何かをググったときに「あ、このサイト内容薄いな」って気づきやすくなったということです。

ライターが書く記事は基本的に他サイトのパクりです(そうじゃない記事もたくさんあります)。しかもその分野に詳しくない人が書いてるケースも多いので、専門性に欠けることが多いんです。

だから間違えようのない事実を調べる分にはいいですが、何かについて詳しく知りたい時はちゃんと権威のある発信者かどうか気にするようになりました。

Webライターのキツい部分

①自分はまだ安い案件が多い
②効率を気にしないと割りが悪い

主に収入面ですね。ちなみに2つは似て非なるものです。

①はそもそもの単価が安いことです。自分が今担当しているクライアントの文字単価は、平均して1円ぐらいです。この単価で黒字にしようと思ったら1日あたり6,000文字書く必要があります。休まずに働いて、です。

②は、自分の作業スピードが時給に直結するということです。ライターの報酬は文字数と文字単価で決まるので、きちんと記事を納期までに納品できれば作業にかかった時間は関係ありません。

これはつまり、作業を早く終わらせられれば割りが良くなり、逆も然りということです。なのでダラダラ作業してると時給換算で500円とかも普通にありえます。

なお①と②は掛け算の関係にあり、単価が安くても一つ一つの案件を超速で大量にこなせばある程度の収入が得られますし、ダラダラやっても単価が高ければそれなりの収入になります。

なのでWebライターで稼ぐには単価の高い案件をサクサクこなすことが重要です。

自分はダラける癖があるので、そこがちょっとキツいですね。

まとめ: ライターで独立を目指すならまずは副業から

(一応)専業Webライターのリアルな実情をお伝えしました。

私は全然稼げていない状態で独立した形なので、将来ライターで独立したい人は副業である程度稼げるようになってから独立するといいスタートダッシュを切れると思います。

副業で月5万円以上稼げていればある程度の時給になっていると思うので、独立したらあとは馬力を上げるだけで月収15万ぐらいは行くと思います。

もし私みたいにすぐにでも会社を辞めたい場合は半年ぐらい(1年が望ましい)は死なない程度の貯金を作って辞めるのがいいかなと思います。

今回は以上です。また月が変わるタイミングあたりで振り返り記事を上げようと思います。

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