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【第10回】里山×デジタルノマドから考える理想の働き方

デジタルノマドって?

皆さん、こんにちは。
小林農産の小林です。

皆さん、デジタルノマドって知っていますか?
デジタルノマドとは、ITを活用し国内外を旅しながら働く人のことだそうです。

実は、小林農産のマーケティング担当Akina Shuさんはこのデジタルノマドです。彼女と出会った当時はまだデジタルノマドではなく、出会ってからの3年間で彼女は自分のやりたいことを実現するためにどんどん行動を起こし、チャンスをつかんでいき今の働き方に行き着きました。

今回は、Akinaさんを通してみる、理想の働き方についてお話しをしたいと思います。

デジタルノマドAkinaさんから考える「働き方」

Akinaさんはいろんな顔をもっています。英語参考書のコンテンツライター、ラジオパーソナリティー、WEBマーケター、ワーケーション普及活動などなど。また、ご自身で海外ノマドのライフスタイルを英語で配信するNomad Universityというメディアを立ち上げ、アジアを中心にデジタルノマドを広げる活動に力を入れています。

この1年はほとんど海外で過ごし、ご自身の行きたいところに行ったり、依頼されて行ったりと、パソコン1台で世界中の好きなところで働くライフスタイルです。

もともとは、日本英語検定協会に勤め、英検の問題作成をお仕事としており、編集者のお仕事も経験したそうです。

会社を退職されたきっかけは、大きな手術をし半年ほど車椅子と松葉杖生活をしたことだそうです。リモートでもできる仕事にも関わらず、松葉杖をつきながら出社しなければならない日々が続き、その時に初めて「働き方」に関して考え始めるようになったそうです。

Akinaさんの詳しいいきさつについて知りたい方はこちらの記事をどうぞ。
https://media.noaddworker.com/3911/

上記の記事の中でAkinaさんがおっしゃっていますが、「組織に属している限り、自分で自分の人生をコントロールすることが中々難しい」と感じたそう。
そうお感じの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

私自身は45年以上食品パッケージの会社に今も嘱託として週3日勤めていますから、企業・組織で働くことに否定的な立場ではありませんし、デジタルノマドを推奨しているわけでもありません。しかし、組織に所属していると手段が目的化したり、本来の自分をおさえて行動をしたり、制度が形骸化していたりとデメリットもあるかと思います。

 
本来自分がなりたい姿ややりたいことができる環境にいたいというのは、とても自然な気持ちだと思います。

 
第1回のnoteの投稿に私は「この素敵な里山にたくさんの人に訪れてもらい、しっかりと癒されて、笑顔でHAPPYな毎日を送るためのエネルギーをチャージしてほしいと思っています。」とお話ししました。

その根底には、現代のストレス社会から少しでも解放され、自分の感性が感じるがまま過ごしてほしいという願いがあります。それは、Akinaさんが目指されている、「自分の人生を自分でコントロール」することと同じように思っていますし、そんな方と一緒にスキルアップしたいし応援したいと思う気持ちがあります。
 
私自身、ずっと商品開発業務に携わってきました。高い専門性を身に付けるだけではなく、お客様からご要望があれば出向いてご説明することも多くあったため、お客様の期待を超えるような幅広い知識を身に付けるように心がけました。
 
 
自分自身の力で仕事をするためには、会社の長い歴史を後ろ盾として、どの分野であっても何かしらの関連する専門性が必要だと思います。それは大袈裟なものではなく、自分が得意なことや好きなこと、なりたい自分に近付くための努力をしていって磨いていくものだと思います。
 
 
自分が活かしたい専門性やスキルを活かせる環境にある、そのスキルが自分の望む形で発揮できる、それが「企業に属しているようで属していない理想の働き方」なのではないでしょうか。

私の理想の働き方

朝早く起き、日中は畑仕事。
早朝や夕方以降は勉強会や打ち合わせの時間に使う。
 
お客様が里山に来てのんびりドリップコーヒーを飲む。
そこに実っている恵みをちょこっとつまんでほっと一息つく。
お客様が里山でのひと時をのんびり過ごす様子を見ながら、畑仕事をする。

それが私の理想の働き方です。

まだまだ道のりは長いですが、私も理想の働き方ができるように果樹畑を充実しつつ、多くの方とのご縁を大事にし、チャンスをつかんでいきたいと思います。

そんな所が、Akinaさんの働き方と似ているとおもいませんか?

8月のぶどう狩りにて。左上がAkinaさん。