パンを焼くのだ

秋。急に深まる秋。むしろ深まりすぎて、冬の足音が聞こえている気もする昨今ではあるが。
秋といえば、「〇〇の秋」というフレーズ。各々が自分なりに何かを当てはめて、新しいことを始めたり、楽しんだりするのにぴったりな季節。
私自身ももれなくそのひとりで、読書の秋、食欲の秋、芸術の秋、と、自分なりにではあるが、楽しもう、楽しみたい!と試行錯誤している。
そして、買ったのがパンの本。パン作りに挑戦したいのである。
コロナウィルスのパンデミックが始まった頃、スーパーマーケットでの買い物もままならない日々があった。毎日必要なものも買いに行けないのでは?という不安がよぎって、我が家で始めたのがホームベーカリーでの食パン作りである。改めて思い起こすと、数年前のことなんだなと少し感慨深い。
いくつかのレシピを試し、塩、砂糖、水、バター、ヨーグルト、強力粉、ドライイーストがあればできるメニューにたどり着いた。それがもう数年、我が家の定番である。2、3日に1回焼いて、皆で朝食に食べている。
その我が家の「ど定番」の食パンももちろん良いのだけど、そろそろステップアップしたいなと欲が出ている。
自分でこねたい。自分で焼きたい。そして、家族をあっと言わせたい。

10月はパンを焼くのだ。

#10月これやる宣言
#パン
#秋

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