知識発信者のTwitter運用考察

知識発信者のTwitter運用考察

こんにちは。こばとーんです!

今回はつらつらと考察しながら文章にしていきます。文章としてのスムーズさより、思考回路的な部分で参考にしていただければと思います!

▶市場選定

まず参入する場所を確認。
あまりにニッチすぎて、そもそもニーズがないというパターンは避けたいんで。

Twitterには大きな畑として、以下のジャンルが存在する。

ゲームアニメ系
動物愛護系
政治系
ビジネス系
勉強系
炎上系
雑学系
etc……

Twitterトレンドにソシャゲのキャラクター名などがよく登場することから、ゲームアニメ系はめちゃめちゃ強いことがわかる。ひたすらフォロワー数を増やしたいなら、そこで活動するのもあり。

でも僕たちがやりたいのは、知識を配信したり、実践した経験値を分かち合ったり、それによって仲間が集まる環境をつくること。

なので、僕らが攻めるのは、ビジネス系や勉強系、雑学系ってことになる

▶「知」発信の市場規模

市場規模としては拡大傾向。
メンタリストDaiGoさんとか、茂木健一郎さん等、「知」を発信するタイプの発信者が増えてきていて、同時に学びに対する意識が高い人達(主に学生がおおい印象)がtwitter上にじわじわ増えている。

フォロワーの推定最大規模は

メンタリストDaiGoさん(36万)
茂木健一郎さん(144万)

多いですね。しかし、彼らはテレビタレントの面があります。なので、もう少しtwitterやYouTubeでの発信メインで活動している人を考えると・・・

精神科医・樺沢紫苑さん(11万)
マナブさん(11万)
バイリンガールさん(11万)

大成功している方々でも、これくらい。だいたい11万〜12万フォロワーが今のtwitterで獲得できる最大値ってところ。

(ただし、別ジャンルをかけ合わせたりしたらまた話は変わると思うけど)

▶大きな波が去ったtwitter

「人が減った感じがする」

最近twitterでよく耳にする言葉です。たしかに、僕の体感でも人が少なくなったように感じます。

今のtwitterは、言ってみれば
「大きな波が去った状態」
PVマフィアさん、やまけんさん、クレメアさん、ブロガーの人、KUMAPさん、・・・
このあたりの方々がドバっと登場してtwitterがバブル状態になったのが去年の夏

彼らは短期集中でフォロワーを一気に獲得し、今はそれぞれ別の活動に従事し始めた。つまりTwitterでの活動頻度が下がった。

人が減ったと感じる原因は、彼らの起こした波が大きかったため。

彼らに感化されて参入してきた小さなアカウントたちは、彼らの活動の沈静化とともにTwitterから消えている。そのためビジネスアカウント近辺では「人が減っているのでは?」といった雰囲気になっているわけ。

逆に考えれば、今でもtwitterを続けている人はなかなか持続力のある強いアカウントだとも言える。今いる人達とつながれば、この先大きく成長することもあり得る、と思う。

以下では、この状況でもフォロワーを伸ばしているアカウントについて考察する。

フォロワーを伸ばしているアカウントタイプ

▶1.インプレッション数で殴るタイプ

禿吉さん、みすずさん、けいすけさん、・・・
発言数がめちゃめちゃ多い人たちで、1日中Twitterに張り付いていることを苦としない人たち。
1日500ツイート以上するようなこともある猛者。
当然、露出であるインプレッション数が増えるので、アカウントは伸びる。

▶2,キャラクターで売るタイプ

ゆりにこさん、音無さん、たちばなさん、・・・
Twitter上でのコミュニケーションをメインに活動するタイプ。朝起きたら「おはよう」系のツイートをする他、たくさん会話をする。
文字だけで自分のキャラクターを打ち出すことに特化しており、Twitterとの噛み合わせが良い。さらに絡みやすい仕組みを作ることが得意で、リプの速さと数が半端じゃない。リアルのイベントにも多数登場する。共感系とも言えるかも。

▶3,有益ツイートタイプ

エイジさん、成田さん、俺はライオンさん、・・・
学問的だったり役に立つ情報を配信するタイプ。多くの知識発信者もここに入るはず。
ただし、幅が広い。エイジさんのように知識純度が高い人もいれば、成田さんのようにキャラ系との中間的存在もいる。

▶4.実績ツイートタイプ

マナブさん、みすずさん、筋トレアカウント系・・・
今日はどれぐらいのコンテンツを生産したのか? どれぐらい進展があったのか? など自分が残した実績をツイートする。
どれだけ筋トレを行ったのか、瞑想は何分やったのか、ブログを何文字書いたのか、などを配信するストーリーになる。

▶twitterに感じる飽和感

なんとなくだけど、ポジティブ発言に疲れている雰囲気を感じる。「つらいけど、今日も元気!笑ってればいいことあるよ!」みたいな感じに食傷気味。昔よりも反応が薄くなっている印象。

有益系、お金儲け系も同様。「転売!」「稼げる!」「月七桁!」みたいなのに反応しなくなってきてると思う。

反面、そういった違和感の部分を掴んだ「共感系」のツイートには反応が多く寄せられている

______つまり、「揺り戻しの時期」に来ているのでは?

▶カウンターが流行る予兆

揺り戻しの時期には「カウンター」が流行る。

たとえば、英語教材。
「聴き流すだけで英語が〜」とか聞いたことありますよね?
つまり、「楽して習得したい」ってのが流行ってる状態。気持ちとしてはわかりますよね。でも、その後売れたものは「マンツーマンでガッツリ話せる系」です。ライザップの英会話とかが該当します。

これも気持ちがわかりますよね。「そんな楽してても身につかないのでは?」ってうっすら感じてたものを形にしてくれたわけです。これがカウンター。

つまり、ある程度流行って市場が飽和すると、反対の意見が刺さりやすくなる、ってこと。

さっきまでの話で見ると、「根拠のないポジティブ」「露骨な稼げてるアピール」あたりが飽和してきてる感じ。

だから、これから流行るカウンターとしては、
エビデンスのあるマインド
稼げてない人が成り上がっていく姿
みたいなのが来る予感。

▶狙う場所は?

自分を始め、知識やアイデアで勝負したい人の特徴は、

・根拠があることがやりたい
・エビデンスほしい
・効率マニア

といったところ。
さらに、ここまでの話と照らして、

・ツイ廃アカウントにはなれない
・非科学的な人に絡まれるのも嫌だ
・そもそもTwitterにずっとかじりついているのは効率が悪い

といった点から、発信タイプのほとんどが除外される。
すなわち、

・有益系
・実績発信系

でありつつ、ポジションを意識するのなら

・エビデンスのない根性論に対する「カウンター的立ち位置」
・ポジティブゴリ押しに疲れた人たちから共感される「失敗の発信」
・論文を元にしつつ、そのまま紹介するよりもアイデアを付け足す「変化型」

このあたりが肝になる予感。

▶実績発信枠は空席あり

実績発信系はマナブさん以外ほとんどいないので狙い目。
(継続自体が難しいから、それだけでポジションが取れる)

実際、マナブさんの「今日の積み上げ」は100RT行ったりする。これは他のインフルエンサーには見られない傾向。

▶嘘をつかずに発信するには「量をこなせ」

お金関連の話題は強いですよね。

でも、FXや仮想通貨、トレーダーや投資などのお金アカウントは人を集めやすい反面、実績がないと嘘しか発信できない。もちろんそれはNG。
つまり、僕のようにまだお金が稼げていないアカウントは「行動量」と「アイデア」で勝負することになります。

たとえば、「一日に5000文字生産してます」は実績として配信できるし、行動さえすれば書くことができます。これは大きい。まだ事業が成功してない人は行動を実績に変換してしまいましょう。

え? まだ行動してない人はどうしたらいいかって? 答えは簡単。行動しましょう。

▶総括

ここまでの要点をまとめると「初期マナブ型」になるのがよさげ。

なんで「初期」なのかって言うと、今のマナブさんはすでに成功されているため。一度成功してしまうとポジションが取れます。そして、何を発言しても「成功者からの言葉」になっちゃうんですね。

ブランディングができている、といってもいいでしょう。

でも、反対に「成功していない人」のポジションは失ってしまう。
これから成功するんだ! って姿を見せられるのが「成功してない人」の強み

だから、

目標を掲げつつ
エビデンスを示し
人にやさしく
実績を打ち出し
量をこなす

こういった状態が好ましいってことですな!

___うん、なんとなく見えましたね。
知恵を配信したい方は参考にしてみてくださいな。

ひとまず、当記事も3600文字!
これが実績になっていくわけです(笑)

以上、考察終わり!
一緒に頑張りましょう!

---こばとーん---

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