デジLIGリーダーズ講座②
こんにちは!WEB制作会社でインターンをしているこばりんです。
前回に引き続き、デジLIGリーダーズ講座の2回目を受講したので、レポートさせていただきます。
前回の記事はこちらから
デジLIGリーダーズ講座について詳しく知りたい方はこちらから
それではさっそくレポートへ!
はじめに
今回の講師の方は、WEB制作会社の株式会社クオートワークス代表取締役、ムラマツ ヒデキさんです。ギャラリーサイトのmuuuuu.orgやデザインのYouTube番組MUUUUU.TV(ムーテレ)も運営されています。
毎日のTwitterや、毎回面白い企画を数々行なってくださっているので、今回もとても楽しみに参加してきました!
今回のテーマ『デザイナーとポータブルスキルについて』
ポータブルスキルという言葉、ご存知でしょうか?
ポータブルスキルとは、
とのことです。
ポータブルスキルは大まかに、コミュニケーション能力、課題設定能力、情報収集力のことを言います。この能力はどの職場でも応用が効き、転職にも有利で、近年注目を集めています。
ポータブルスキルの具体例はこちら。
なぜデザイナーにもポータブルスキルが必要なのか?
それはポータブルスキルを持っていると、クライアントと効果的にコミュニケーションを取ることができ、不毛なデザイン提案を避け、クオリティの向上にも繋がるからです。これは、デザイナーがクライアントの満足度を確保しながら、効率的にデザインを提示できるようにするための重要なスキル、という訳です。
ポータブルスキルで重要な3つのスキル
さらにポータブルスキルで需要なの3つのスキルをご紹介いただきました。
論理的思考
交渉術
伝え方
一つづつ見ていきましょう。
01)論理的思考
論理的思考を鍛えるために、二つの思考法を教えていただきました。
まずピラミッドストラクチャー。これは、伝えたいことが決まっていて、その理由を用意しておく方法です。
そして、So what ? Why so ?
こちらは心にひろゆき氏を置き、だから何? それなんで?を繰り返すことで、論理的思考を身につける訓練になります。
論理的にデザインを提案することで、クライアントを頭で納得させることができるようになるということです。
02)交渉術
交渉術にはハード型、ソフト型、探求型の3つがあります。
目指すべきは3つ目の探求型交渉術です。まず相手を理解し、その後自分も理解してもらう。お互いが納得いく提案に辿り着くことで、ウィンウィンの関係に。お互いが納得いく作品作りができるのが一番ですよね。
こちらはハーバード流交渉術を参考にされているとのことでした。
03)伝え方
伝え方で印象が変わる、分かりやすい例え話をしていただきました。
好きな人をデートに誘う時、
「デートに行かない?」
と聞くより、
「日本一美味しい幻のケーキのお店あるから、行かない?」
と誘った方がYESをもらいやすくなる
というお話。
相手の好きなことやメリットをはさむことで、印象がガラリと変わります。
さらに具体的に、YESをもらいやすくなる伝え方として以下7つを教えていただきました。
相手の気持ちに寄り添って、相手の気持ちをポジティブに持っていく。そうすることで、提案を受け入れてもらいやすくなるということです。
まとめ
デザイナーのポータブルスキルが高いと、以下のメリットがあります。
効率的に提案できる
デザインのクオリティが上がる
提案が通りやすくなる
お互いが納得のいく提案につながる
良いことばかりですね!
ポータブルスキルのコミュニケーション能力・課題設定能力・情報収集力、デザイナーだからといって人まかせにしていると良い作品作りにはつながらない、ということが分かりました。
また、トレンドやAI技術は目まぐるしく変化しますが、ポータブルスキルは普遍的に使える恒久的なスキルです。
ぜひ身につけて、希少価値デザイナーになりたいですね!
最後に
今回も情報量が多く、大変勉強になりました。
ムラマツさんはTwitterやYouTubeなど、常に継続してアウトプットしていらっしゃいます。継続することの難しさと大変さ、私自身何度も挫折しているので、本当に尊敬です。
今回も機材の不調に苦しまれまれながらも、未知の問題解決スキルがアップするとのポジティブシンキングに脱帽です。
失敗も成功への通過点!私も失敗を恐れずに挑戦していきたいと思いました。
貴重なお話をありがとうございました!!
また次回のリーダーズ講座も楽しみにしています!