個展グッズ販売開始 今年1月に渋谷zakuraで開催した、小畑円香写真展『今日の風、あしたの光』 会期中、会場で販売したグッズをネットショップでもご購入いただけるようになりました! https://madokakobata.official.ec/ 個展は年明けすぐの寒い時期の開催にも関わらず、多くの方に足を運んでいただき本当に嬉しかったです。 ひさしぶりに、面と向かって自分の作品についてのことを話す緊張感、を味わいながら(学生の頃ずっとやってたはずなのに…)色んなお
積もったよ! と、こどものように喜んだ日記です。 横浜市青葉区の高速道路が真裏に走るマンションの1室から、念願だった自然豊かな高尾の一軒家へ移り住み、もうすぐ8ヶ月経ちます。 冬の日。 日中都心の方に用事があって、夜、電車で帰ってくるとき、高尾駅のホームに降りてまずすること。 マスクをずらして息を吸い込む。 薪とか焚き火とか、土の香り。 こんないい匂いの町に住んでるんだと思うとそれだけでうれしくて、満たされた気持ちになって寒い夜でもワクワクしながら帰路に着く。 数
個展期間中の、一生忘れられないエピソードがある。 職場が近くてたまたま入ってきてくれた外国人のおとうさん。 ギャラリー内に展示した写真を一通り、ていねいに時間をかけて見てくれた。 ある写真の前に立ち止まって一言。 「これ、どういう気持ちで撮った?」 いきなりの想定外の質問に一瞬構えたけど、 「夕方、街で、影がきれいだと思って」と答えたら。 「なつかしい、子供のころを思い出す。この横に床屋があった。なつかしいね」 聞くと、おとうさんは南アメリカ・ボリビアの生まれで、日
毎年、壁掛けカレンダー欲しいなぁと思いながら、気がつけば年末になっていて、焦って探し始める。 でもピタッとくるのが見つからず(というかうまく探せず)、生活する上での優先順位もそこまで高くないので後回しにしてしまい、結局1年中カレンダー欲しいなぁと思いながら生活している始末。 ということで自分で作った。 2月分だけ。笑 1年分作るのはたいへんなので。 気が向いた月だけ作るとか、そんな感じでも良いかもと思った。 (それで良いんだ?) 月は冬の針葉樹の色、 日付は乾いた土の
【2023/1/16 追記】 この記事は2022/12/28に投稿した記事ですが、 誤って削除してしまったため再投稿しております。 スキ♡押してくださった方々、すみません!!泣 いよいよ! 個展開催が近づいてまいりました。 個展開催に至るまで 写真展を開くための貸しギャラリーを探し始めた初夏の頃から、気が付けばもうストーブが欠かせないほど寒い時期になっていました。 私が住んでいる高尾は東京都といえど、もうとっくに朝晩は氷点下で、庭先の草木にも霜が降りております。 渋
島田潤一郎さんの著書『古くてあたらしい仕事』(新潮社) 個展期間中に読了。 電車で読んでいる時、個展の店番中、何度も泣きそうになった。 ずっと言語化できなかったモヤモヤとか違和感を掬い取ってくれた感じ。 今このタイミングで読めてよかったなあ。 きっと今後何度も読み返す本。 人のために、ひいては自分のために誠実であることの美しさと難しさ。 自分が良いと思うもの、信じられるものを信じ続ける尊さ。 読み終えた後、タイトルのひらがな「あたらしい」に込められた希望を深々と感じ
写真が写真になるまでの、 身体と心の動きについて 旅とは心の解放であって、自分自身への挑戦であって、明日を信じて眠るために必要なものであって、幼少期や映画や夢の記憶の追体験でもある。 それを連続性のある映像(動画撮影)で追うのではなく、あえて写真として残したいと思うのは、「シャッターを置いてくる」感覚を大事にしたいからなのだと思います。 二度と来ないかもしれないその場所で、たった数回のシャッターを切ること。0コンマ何秒を選び取る覚悟。 フィルムカメラで撮るときは特に顕
かんたんな自己紹介 八王子市在住の写真家です。 今年、2022年10月に会社員を辞めて独立したばかり。 同じく今年6月に高尾山の麓町に家を建て、2歳年下の夫とロングコートチワワ(♀5歳)と一緒に暮らしています。 高尾に住み始めて早4ヶ月。 一歩外に出ると、四季折々、毎日変わっていく景色に、地球上の1生き物としての生を実感します。。 都心のほうから高尾に帰ってくると、空気がおいしくてびっくりします。 直近の活動や暮らしについてはインスタグラムで発信しているので、 ひまつぶ