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噂のワークマンランニングシューズ【ハイバウンス】を読み解く

コロナ太りの恩恵を多大に受け、運動とオートミールで起死回生を狙う毎日のこばです!

今日は、ふとしたことでとある靴を見つけました。
みんな大好きワークマンプラスで販売されているランニングシューズです!

それがこちらの

【アスレシューズ ハイバウンス】

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昨今注目される事の多い

高反発の厚底シューズです!


この手の靴はマラソンなど長距離走の記録が著しく伸びたことで有名ですね!大会参加者の8割以上が高反発厚底シューズを使用していたことがあるなど

今や陸上界のトップトレンドとなっているこの機構ですが、
それがなんと近い形でワークマンでも発売されているのです。

しかも、ワークマンらしく1900円(税込)と異常に安い!

通常、高反発の厚底シューズは数万円します。
最新の限定モデルとなるとさらに高騰していることを考えると

買わない手はありませんよね!

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という事で買ってきました!

それがこちら

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第一印象としては悪くなさそうです!
特に注目すべきが下記の2点

・靴底の持ち上げポイント
・靴底のグリップ性能

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このような感じでちょうど、くるぶしの下辺りに
クッションで持ち上げの頂点が来ています。
また、踵周りを覆う黒いカバー(樹脂)によって

足の傾きを効率的に抑制しやすい作りとなっている

足の傾きによる圧力バランスを整える観点から見て
これは良さそうだなぁと思いました

次にグリップ性能

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溝も深く、滑りにくそうで雨の日などでも安心そうだなぁという印象で

もしかするとウォーキングでも活躍するんじゃないのかなぁ~
という期待すらさせてくれます

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接地面積が広く安定性の高い靴底構造

という事で実際に歩いてきました!
※37度を超える猛暑の真っ昼間、走ることに恐怖を覚えました。
今回はウォーキング目線でまとめました。

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見た目も良さげですね!

ちなみに、結論から言うと

可も不可も大きく、不可の部分をどれだけ補えるかにかかっている。
しかし、1900円の靴と考えると偉大!
安全に速く走る目的であれば足りない部分が多いという印象です

端的に言うと
ランニングやウォーキングをこれからはじめる人にはおすすめです!

メリットとして感じたこと
・靴の軽さ
・指を使って歩きやすい
・前重心に誘導されるので歩きやすい

デメリットとして感じたこと
・指の付け根底への負担
・アキレス腱辺りへの過度の接触による痛み

まぁ、ランニングシューズをウォーキングで使うことがそもそも間違っているのでこの辺りはご愛嬌というか、仕方がないのかなぁという印象です。

まずは【指を使っての歩きやすさ】と【指の付け根への負担】と
【前重心に誘導されるので歩きやすい】

の関係性

それは靴底の前側が非常に大きく丸くなっている形状に由来します

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この丸みによって重心の位置が前に傾きやすくなります。
それによって指を使って歩きやすくなるのですが、
指の付け根周りへの負担が大きくなります。

これが上記の問題やメリットに繋がります。

また、このようにクッションが柔らかいので
多少厚くても底づきを感じるような負担を一歩目から感じました

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指で押したら潰れる程度なので、体重が乗った時にどのくらい潰れるのかはご察しですね

ただ、あくまでもランニングシューズ

靴底の前側が浮くように丸くなっているので走る時にこれが
優位に働きます。蹴り出しのしやすさであったり、反発力を推進力に変えやすい機構であったりとランニングには効果的です!
(まだ走ってはいませんが)

ただ、高級な厚底シューズとは違って、
蹴り出しを補助するようなチタンのプレートなどは入っていないので(チタンはこれっぱかしでも高いんですよ)そこまでの推進力は得られません。

最も困ったのが踵周り、アキレス腱周りの接触です!

見えないものをみようとして

これが痛いです!
新品特有の硬さというか慣れていないというか歩きだして数分後には痛くなりました。

ですので、最初のうちはこのような感じで多少折り曲げて
踵周りに接触しないようにするのもいいのかなぁという印象です。
実際にこうやったら痛みはなくなりました

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今はこのような感じで曲がりをクセ付けする事で対策しています。

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また、歩く時の不安定感はありますね!
靴底の丸みもそうですが、付属のインソールがただペラいだけなので
これに安定感を求めるのはエゴですね!

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ただ、対策方法はいくつかあります!

1 インソールを良い物に変える
2 靴紐を足首周りで絞めて固定する
3 靴紐の結び方を変える

1は言わずもがなですね!足にあった良い物にしましょう!
2はこのような感じです

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元々この位置で結んでいた紐を

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一段上で縛る

効果がうすそうに見えますが、案外良いですよ!
ただ、アキレス腱周りへ接触しやすくなるのでケースバイケースです


色々と言うてますが、人によっては気にならない範囲なのかもしれません。
しかも、これは1900円(税込)

単純に靴として見ても税込みで2000円以下は破格の安さです。

わたしだったら
5000円の靴を買うよりも
3000円のインソールをこの靴に入れるほうを選びます。

それほど高いポテンシャルを秘めているように思います
これが1900円ってちょっと異常です

日も暮れてきたのでちょっと走って

本来の製造目的を体験してみようと思います。


もう少し書こうと思いましたが、晩御飯の準備をしたら忘れてしまったので加筆するかもしれません。

こばでした!

ps: 25cm以上は売り切れのお店が多そうですが25cm未満のサイズはそこそこ店頭にありそうです!

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