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オンラインでのなんとも言えない「気まずさ」解消にむけて〜オンラインでのアイスは壊せるか?!やってみた〜

いろいろなところでオンライン化が進む一方、
やっぱり対面のときのようには話せない…なんか気まずい!!!
そんな場面ありませんか?

オンラインでのワークショップを行う機会も、受ける機会もあるのですが、
ブレイクアウトルームに分かれてもなんとなく気まずい場面や話せなくなる場面にでくわすことが多々あります。

この「なんとも言い表せない気まずさ」どうしたらいいんだろう?
オンラインでも話しやすい空気感や、自然とコミュニケーションをとれる雰囲気を作るにはどうしたらいいんだろう?

そんなことを日々考えているのですが、
そのひとつとしてやっぱり重要なのは、
「目的に合わせてしかるべきときに行うアイスブレイク」なのかなあと思い、
とにかく色んなオンラインアイスブレイクを試してみました!!

今回は私たちが普段から参考にさせていただている青木将幸さんの『オンラインでもアイスブレイク!ベスト50』のなかから気になったものを、
ピックアップし、やってみました。

オンラインで話しやすい雰囲気を作りたいと考えてる方、なんとも言えない気まずさをどうにかしたいと思っている方などは、ぜひ参考にしてみてください!

アイスブレイクの詳しい内容や紹介しきれないたくさんのアイスブレイクは、
青木将幸さんの『オンラインでもアイスブレイク!ベスト50』(ほんの森出版、2021年)に掲載されていますので、ぜひチェックしてみてください。

【参加者の事前情報】
・参加者は7人全員顔見知り(アンケート回答は6人)
・オンラインでのワークショップの経験あり

目次
1.私は誰でしょう
2.オンライン借り物競争
3.1,2,3,ダー!

1. 私は誰でしょう

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①出題者一人を決める。その出題者は〈あるアニメのキャラクター〉を イメージし、ほかの回答者は出題者がイメージしているキャラクタ ーをあてるための質問をする。
(例)「そのキャラクターは動物ですか?」
②その際、〈はい〉か 〈いいえ〉 で答えられる質問だけをすることができる。質問数の上限を決め、全部の質問が終わったところで回答者が回答する。

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【理由】
・テーマによっては質問を考えるのが難しい
・メンバーが全員知ってそうなお題を考えるのが難しいかも
・1人1回は発言する機会があり、タイミングを図らなくても良いから

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【理由】
・一人ずつ発言するから
・わかりやすい答えの方が盛り上がると思った。

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【理由】
・質問への答え方を揃えるのか、自由でいいのか、決めた方が分かりやすい。

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今回の参加者は知り合い同士でしたが、それでもみんなの知ってるキャラクターを考えるのが難しいという意見が出ました。
たしかに、初対面同士で年齢もバラバラだと、
共通でわかるキャラクターが限られる可能性もあるので、キャラクターではないお題に変えてみても面白そうだなと思いました。
このアイスブレイクは、参加者同士が自然とコミュニケーションがとれる仕組みになっていて、自然と会話できるというのがいいですね!

2. オンライン借り物競争

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①出題者ひとりは他の回答者に持ってきてもらいたいものを見せる。
②回答者は、出題者が見せたものとなるべく似てるものを画面から離れて持ってくる。(その際、似てるというのは、形、色、なんでもOK)
③時間をきめて、みんなが物を持って戻ってくるまで待ち、みんな戻ってきたら、持ってきたものを見せ合う。

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【理由】
・居場所によっては物が制限されそう
・お題が簡単だったらやり易い
・部屋の物を見せたくない人以外は、楽しめると思います!

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【理由】
・身体を動かすので
・持ってくる物が、みんな意外性があって面白い。
・韓国といってみな食べ物を連想するのはおもしろかった!学校とかでやったらより面白そうでした

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【理由】
・お題と同じ物以外だと、盛り上がると思った。(お題が扇風機だったら、小さい扇風機とかじゃなく、意外性のあるもののほうが盛りあがる)

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このアイスブレイクは、オンラインではなかなか難しい「動き」が生まれるため、それだけでも自然と緊張がほぐれるような印象をもった人が多いようでした。
ただ、自宅でやっていない人(学校とか)は、物を持ってくるのが難しいため、できる場所は限られそうです。
今回は、国際理解の導入で使えそうな「韓国にちなんだもの」というようなお題も応用でやってみました。
みんな見事においしそうな韓国の食べ物を持ってきていて、盛り上がりました!


3. 1,2,3,ダー!

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①アントニオ猪木係を決める(「1.2.3.」を言う人)
②アントニオ猪木係の「1.2.3」に続いてみんなで「ダーッ!」を言う

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【理由】
・恥ずかしかった、誰かがダーっていうまで待っちゃう
・知り合いなら抵抗はないが、初対面だと恥ずかしい
・10代の人は、猪木を知らないかもと思った。
・ちょっと恥ずかしい感じもあるかも

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【理由】
・ほぐれるか、冷えるか、猪木になる人に全てかかっている。笑

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【理由】
・腕を上げるだけだから。変顔は難しい?


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とってもシンプルで、サクッとできるアイスブレイクです。
ただ、参加者の意見にもあったように、ちょっと恥ずかしい………という人もちらほら。
しかし、その恥ずかしさを越えて、顔もつけてやるときっとブレイクするんだろうなという感じがしました。
また、猪木係がスベった感じにならないような空気を作るのも大切かなと思いました!
最初のラグを確認する作業としても使えると本に書いてありましたが、
じゃあ最後猪木さんで締めますかという感じで、
「1.2.3.ダーッ!」からの拍手でおしまいという締めでもいいなあ…なんて。


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どのアイスブレイクもとても楽しく、いろんな人が参加しやすい仕組みになっていました。

ただ、これは対面でも同じなのですが、
そのときの状況や参加者の顔ぶれ、求められていることに合わせて、ちょっとずつアレンジしつつ、使うのが非常に重要かなと思いました。

オンラインでの気まずい空気感どうにかしたい、自然とコミュニケーションがとれる雰囲気を作りたいと考えてる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!

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