今この瞬間夢が叶うとしたら
こんにちは!
今回は「今この瞬間夢が叶うとしたら」というテーマで書きます。
自分の過去の記事を読み直していて、なんだか文章が固っ苦しいなぁと感じたので、今日は文体チェンジにトライしてみます。
さて、皆さんはタイトル通り、今この瞬間に夢が叶うとしたら、何を望みますか?え?僕は何を望むかって?そうですねぇ......
武道館でライブがしたいです!!!!
はい。そうなんです。武道館でライブがしたいんです。アコースティックギターとマイクだけで武道館のステージに立ち、14,000人のお客さんたちと魂の会話をする。想像しただけで最高にぶち上がります。
思えば僕は小さい頃から歌うことが好きでした。5歳の頃、家族の前でSMAPの『らいおんハート』を歌って喜ばれたことから始まり、小学校では音楽の先生に褒められ、中学校では高音域を軽々出す歌が上手いキャラとして周りからもてはやされてきた僕は、高校生になって演劇コースがある学校への進学を決めました。
演劇の実技試験に向けて日々稽古を重ねる中、頭の片隅には「音楽コースに行きてぇ」という想いが常にあり、ついには音楽コースの学校説明会へと乗り込んだのでした。しかしルンルンでのぞんだ学校説明会の会場で、僕は心を折られます。
弾ける楽器はなんですか?
音楽コースたるもの、最低1つは楽器を弾くことができなければならない。ピアノ、ヴァイオリン、フルート。アンケートに並ぶ楽器たちをみて戦慄。僕はスタートラインにすらたてていなかったのです。
「ドラムなら、多少は......」
その返答をした時の先生の顔は忘れない。
「え?なんでこいつきたん?」みたいな顔をしつつも、席に案内してくれた説明会担当の先生。しかし説明会が始まって、その先生の顔の理由がわかる。授業では全員ピアノを弾く。楽譜を読めなければそもそも授業にならない。ソルフェージュなどの音感の良さを養う授業もある。僕はその説明会を機に、音楽の道を目指すのを辞めました。
その後、演劇が楽しくなり、プロの俳優や声優を目指したりしましたが、どれも撃沈。どさくさに紛れて音楽系のオーディションを受けたりもしましたが、もちろん撃沈。大学ではアカペラサークルに1年だけ入り「やっぱり、音楽って楽しい!」という想いが再燃するも、音感が磨かれたせいか自分の歌のうまさに対する絶対的な自信が崩壊。アカペラはちょっとでもピッチが悪いと全然ハモらないので、録音した音源を聴きまくってるうちに、「あ、俺ってそんな歌上手くないんや」と身の程を知ることに。
そんなこんなで月日は経ち、僕は今児童館で子どもと遊びながらキャリアコンサルタントの資格を活かして就労支援の仕事をしたり、ライターの副業をしたり、演劇ワークショップの仕事をしたり、企業の高卒採用の仕事をしたりしているのでした。自分のキャリアがだんだんと充実してきて、日々感じることは「社会人も、悪くねぇな」という感想。芸術系の大学に行っていた頃は変なことをすることしか考えていなかったけれど(大学の校庭で全裸になったりならなかったり)、今思うと「過去の自分ってなんって子どもだったんでしょう」という気持ちになってくる。このままキャリアコンサルタントとして独立して、いろいろな仕事をして、理想のライフスタイルを実現して......と妄想が捗り出したタイミングで、僕の中のスティービーワンダーが言うのです。
お前、それでいいの?
え?何がでしょう?スティービー、何言っちゃってんの?仕事が楽しくて、生活が充実してきて、お金も安定してきて、自由な時間も確保できるようになって、社会のことがわかってきて、それの何がアカンの?芸術大学を出て、僕の中で存在感を増してきた「社会人小針」は反論します。ですが、僕の中のスティービーは言います。
お前の魂は窮屈そうだぜ
......そうなんです。いくらみないふりをしたって、いくら抑圧したって、僕はもう知ってしまっているのです。音楽にノっている時のあの魂の高揚を。自分が自分のままでいられるあの時間を。あの時間には全てがあります。楽しさ、自由さ、解放感、気持ち良さ、etc......。ヒッチハイクをした時に感じたあの感覚を遥かに超えるものが、そこにはあるのです。
その感情に気づいてしまったら、もうダメです。僕は一回試してみるまで諦めることができない人間です。金とかキャリアとか時間とか諸々しちめんどくせぇこと気にしないで、とにかく音楽に身を任せていたい。その世界をみんなと体感したい。その欲望が日に日に強くなっていきました。
いてもたってもいられず、アコギを持ってスタジオへと入りました。そこで久々に弾き語りをして、自分の下手さに辟易しつつも、僕の中で確信に変わったことがあります。
ワシ、音楽好きやん
確信に変わってしまった以上、限界までトライしたくなるのが僕。その日に友人に声をかけコンビを組んでくれるよう打診しました。okをもらいスタジオで歌うと、そこには僕の求めていた世界がありました。
正直、僕はどこを目指しているのか分かりません。本当に武道館でライブがしたいのか、SNSでバズりたいのか、路上ライブがしたいのか、ただカラオケで歌ってるだけでいいのか。わかりません。だから、限界までやってみます。そう決めました。このnoteは僕の決意表明です。
というわけで、近々何らかの形で音楽作品を発表したいと思います。目的は「音楽を楽しむ」こと。どこに行き着くかは僕にもわかりません。1ヶ月で飽きるかもしれません。ですがやります。やらせてください。
このnoteを読んだ人、もし将来ライブをする機会があったら是非来てください。一緒に魂の会話をしましょう。
というわけで、今日はこの辺で。
本日も読んで頂きありがとうございました!
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