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【読書感想文】『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』を読みました📚

いつも読んでくださりありがとうございます!今回はこの本を読みました。

*** 目次 ***

1. 今回この本を選んだ理由

本書を読むに当たって得たい知識が以下の通りです。

これからAIが発展する中で高速に「(パターン)認識」が出来るものが増える。しかし、「美」という数値化が出来ないものは代替されにくい。つまり「美意識」を鍛えることで、人間らしい強みを身に付けることが出来る。では、どのようにして「美意識」を身に付けるか?

さて、この本ではどこまで知見を得られたか・・・?以降の内容は、ぜひご自身で読んでみてから、気になる方は見返して読むためにご利用ください。

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2. 「論理」vs.「直感」「理性」vs.「感性」

現在、ビジネスは「正解のコモディティ化」が生じている(p15)

*何故、正解のコモディティ化が生じているのか?(p16)
1. 論理的、理性的な情報処理スキルの限界が露呈している。
2. 世界の市場が「自己実現的消費」へと向かっている。
3. システムの変化にルールの制定が追いついていない。

正解のコモディティ化の起きている世の中において、「論理」「直感」「理性」「感性」への理解が重要である。

*論理・直感・理性・感性とは(p34)
論理・・・論理的に物事を積み上げて考え、結論に至る。
直感・・・最初から論理を飛躍して結論に至る。
理性・・・「正しさ」や「合理性」を軸足に意思決定する。
感性・・・「美しさ」や楽しさを軸足に意思決定する。

現代の正解のコモディティ化の原因は主な企業が「論理と理性」ベースで行なっているためである。

「感性」に訴えかけるソニーのウォークマンの開発秘話を事例に取る。

ウォークマンの事例(p36)
当時、ソニーの名誉会長だった井深大の「海外出張の際、機内で音楽を聞くための小型・高品質のカセットプレイヤーが欲しい」という言葉で開発がスタート。同じくソニーの創業者である盛田昭夫に見せたところ、即販売化が決定した。ポータブル音楽プレイヤーという画期的なアイデアに対して、現場は当時の市場調査をもとに「スピーカーも録音機能も持たないカセットプレイヤーは売れない」と批判。これは「論理と理性」で批判した。

自分の出来事をベースに本当に欲しい!という感情から生まれた製品が大ヒットした例である。

*「論理」と「理性」の問題
1.時間(p42)
→ 経営の意思決定における膠着、ビジネスの停滞
2.差別化の喪失(p48)
→ 入力同一で論理思考を行うと辿り着く結論が同じ(レッドオーシャン)

結論:現代のデータサイエンス時代こそ、『直感や感性』で差別化

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3. Plan(アート)・Do(クラフト)・Check(サイエンス)

PDCAサイクルを回す上で、それぞれに適した役割がある。

*PDCAのパワーバランス(p67)
Plan(CEO):アート。大きなビジョンや夢を描く。
Do(COO):クラフト。実行計画に落とし込む。
Check(CFO):サイエンス。リスクや成果を定量化する。

ウォルト・ディズニー、ホンダ、アップル・・・
これらの企業はこのパワーバランスの上で成功した。

結論:強烈なビジョンを掲げてアートで組織を牽引するトップを、サイエンスやクラフトの面で強みを持つ側近たちが支えてきた。

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4. 「美意識」を鍛える重要性

*美意識が現在求められている理由(p188)
1.論理的情報スキルの限界
2.自己実現欲求市場の登場(p101)
3.システムの変化にルールが追いつかない

「何が美か?」は顧客が決める(p191)

グローバルに求められるサービスや製品は、国内の市場の欲望の水準を以下に高水準に保つかが重要(p191)

アートと呼ぶことのできる作品は、説明がなくとも、一目見たその瞬間に人を感動させる(p206)

マツダの事例(p208)
コンセンサス重視の意思決定プロセスではなく、大きくデザイン部門をリードする前田氏という個人に依存した仕組みになっている。(p208)
→ 車のデザインを一人のデザイナーに委ねる。

*ノーベル賞受賞者は、一般人と比較して、2.8倍も芸術的趣味を保有していた(p213)

 変化を捉える、変化を起こす上で、「パターン認識」は省エネで不十分(p228)

抽象概念に捉われず、虚心坦懐に物事を「見る」ことが大事(p230)

VTS(Visual Thinking Strategy)で「見る力」を鍛える。(p218)

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5. 「美意識」を鍛える行動

1. 哲学を学ぶ=哲学する力(p47)
1の補足:哲学者が生きた時代において支配的だった考え方について、その哲学者がどのように疑いの目を差し向け、考えたかというプロセスや態度を学ぶことが重要(p236)
2. 天才でない人は「言語化」の力を鍛える(p58)
3. 心を動かすビジョンを語る(p90)
4. 日本の見えない良さ・資源であるストーリーや世界観を活かす(p121)
5. マインドフルネスを行う(p159)
6. セルフアウェアネスの向上(p161)
7. アートに触れる(p213)
8. 観察眼と仮説を立てる(p218)
9. システムに最適化しながらも懐疑は常に失わない(p238)
10. 文学を読む(p240)
11. メタファー(比喩)の引き出しを増やす(p244)

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6.まとめ

原本に基づき、コアとなる部分を抜粋したのが2〜5になります。

行動指針の理由を知りたい方は本の中身を読んでもらって、あまり興味はなく、僕の解釈を信用して行動する!って方は5の内容に取り組んでみて、しばらく経って良さそうだと思うことは取り入れて、いまいちだと思うことは、別の行動と代替して良さそうです!

時間は有限なので自分で時間の配分は決めましょう!!

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参考:読書時のメモ原本

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| ドイツ人工知能研究所(DFKI)の研究員 | TU Kaiserslautern で博士課程 | 思想とか経験の共有の場 |