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女性の職場靴~ヒールやパンプス強制しないで~

▶女性の職場靴って改めて考えたことなかった・・・

女性が職場でヒールやパンプスを履いていることを疑問に思ったことがあっただろうか。私は全然考えることができて無かった。就活の時に"リクルートスーツを着る"みたいなことって、いつからそうなったんだろう・・・。
 今月3日に"職場でのハイヒールやパンプス着用の強制を無くしたい"と訴える女性らが厚生労働省を訪れ、着用を強要しないよう求めた1万8856人分の署名を提出した。ホテル勤務や企業の受付などの接客業、就職活動中の女性が「マナー常識だから」という理由でハイヒールやパンプスを履くよう指定されていることがあるとし、様々な制約があることを訴えた
 ネット上にはこんな声が寄せられた。

★あわせて知りたい「#KuToo運動」
ネット上でこの話題に対して「#KuToo」をつけて発言する動きが。
このハッシュタグには、靴と苦痛の意味がかけられているという。    

▶既成概念を飛びだそう! 

今回の運動についてTABILABO代表取締役 久志尚太郎氏にお話を聞いた。ものすごい勢いで世界が変化していると感じているという久志氏。キーワードとして"既成概念を飛びだそう!"を掲げた。

久志氏: 『既成概念を飛びだそう!』と書きました。これは当社のコンセプトでもあるんですが、ヒールとかパンプスというのも今までの価値観の延長線上にあるものじゃないかと思っています。

例えば人によって差別的だったり、階級的だったり、あるいは男尊女卑だったりいろんな見え方がすると思うんです。すごく大事なのは、自分らしくいることかつ、自分で選択出来るということで、例えばスーツを着たくなかったらいいんじゃないかと思ったりもします。

うちの会社はスーツで面接に着たら落とすようにしていてー
何故かというと、その人の個性とか、どういう風に生きてきたのかとか、何をしたいのかとかが全く見えないからです。

Q.逆に「スーツが好きで着ています」という人は?
久志氏: それはもちろんOKです。それ以外にも例えば「主人」や「嫁」という言葉は賞味期限という概念があって、今「ご主人様」とか「旦那さん」とかは、よくよく今の時代に鑑みてみると変な言葉だよねという議論も巻き起こっているんですね。
言葉・文化・価値観ー ヒールやパンプスだけでなくて、あらゆる分野でそういう議論が起こっているのかなと。その時に一番大事なのが、既成概念を飛び出して考えることではないかと思っています。

この内容は動画でもご視聴頂けます。

▶ライター雑記

今の普通に疑問を持つこと。これは非常に難しいことなんだなと改めて感じた。僕たちは今まで学びの場で知識を与えてもらってばかりだったからだ。いまある事象に疑問をもって、議論を行うなど能動的な体験をあまりしてこなかったからだと思う。
それでも何かをするときにいま普通に行われていることに疑問を感じたことがきっかけでさまざまな進化や発展が起きているんだなと振り返ると非常に身にしみてきた。




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