「お散歩習慣」で得た出合いは素敵
2021年9月から因果関係がはっきりしない体調不良に悩まされるようになり、医師のすすめもあって、体のために散歩をするようになりました。私が今住んでいる場所は、近くに山があり、徒歩圏内に海があり、散歩をするにはとても恵まれた環境ではあります。坂道が多くてたいへんですが、少し歩き回るだけでも、あちこちでさまざま生き物と出合えたり、意外な発見があったりするので、単なる健康習慣ではなく趣味も兼ねているような習慣となりました。
考えてみると、散歩ほど習慣に向いているものも、そうないように思えます。朝の読書も、食習慣も、運動習慣も、どこかで「やらなければ!」とか「ガマンしなきゃ!」みたいな気持ちが生まれて、少し窮屈な気がします。
ですが散歩は「今日はこんな生き物に出合えるかも!」とか「今日は体調が優れないから早めに帰ろう」みたいな、身軽さや気楽さがあります。継続のコツは無理をしないこと。散歩は無理が生まれにくいので、だれでも習慣にできると私は思います。
せっかくなので、散歩習慣のなかで私が出合った、印象的な生き物を3種類紹介します。それぞれ「海近くのコース」、「街近くのコース」、「山近くのコース」と、私がよく利用する3つの散歩コースで出合った生き物たちです。
◯アオサギ
「海近くのコース」で出合える生き物。水辺のどこにでもみられる、サギ類では日本最大の鳥類です。遠くでみると私とさほど背丈が変わらないように感じられて、バサッと飛び立つ瞬間は、いつもダイナミックです。普段はもの静かですが、たまに「ぎゃあ! ぎゃあ!」と恐竜のような鳴き声を発して、とても迫力があります。
◯ネコ
「街近くのコース」で出合える生き物。耳の先がカットされているので、おそらく「地域ネコ」と思われます。街の人たちで世話されているからか、比較的警戒心が少ないので、近くでじっくり観察できる生き物です。のびのびとした姿を眺めるだけで、健やかな気分になってきます。
◯カタツムリ
「山近くのコース」で出合える生き物。どしゃ降りの日はさすがに散歩は控えるのですが、小雨程度なら傘をさして、カタツムリを何匹みつけられるか、と挑戦しながら歩きます。ゆっくり、のんびり進む姿をみると気持ちが和み、雨の日の散歩を楽しませてくれます。
このほかにもたくさんの生き物と出合ってきました。どれも変わった姿形をしていたり、不思議な行動をしていたり、かわいらしい姿をみせてくれたりと、子ども時代に戻るような、好奇心に満ちた時間を過ごせます。こうした素敵な出合いを体験できるのもまた、散歩の魅力なのでしょう。心も体もリフレッシュできる「お散歩習慣」、みなさんもぜひお試しを。
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