月刊ことうこと 6月号

小藤琴

2021年7月1日 22:24

こんばんは！小藤琴です。
遅刻してしまい、大変申し訳ありませんでした。新聞だったら非難轟々だったでしょう。
もう先月分になってしまいましたが、またお付き合いお願いします。

1.参加公演情報
2.新聞一面の下のとこみたいなコーナー
3.今月の名盤
4.オレを見ろ！のコーナー

1.参加公演情報

年度変わって初めて！公演に参加しております。

みきなお計画『ばよんばよんと聞こえぬ』
作/演出：常住奈緒(はねるつみき)
プロデューサー：みきを

出演：
板倉拓夢
いば正人(劇団蒼天の猫標識)
砂月蛍
鶴田のみーこ(劇団アルデンテ)
七星束子(青年団)
みきを
山本慶

8月26日(木)から29日(日)まで、名古屋市伏見のG/PITで公演を行います。私は宣伝美術で参加しています！これからもいっぱい作る予定です！

実は『ばよんばよんと聞こえぬ』という作品に関しては、初演の時も宣伝美術をさせて頂いていて、最後の通し稽古を拝見させてもらったりしています。あれから2年の月日が経とうとしています。名古屋の役者さん達と、更に手を加えた脚本がどう化学変化を起こすのか、今から楽しみです！ご刮目ください！

2.新聞一面の下のとこみたいなコーナー

自団体の名前をクレジットできずに活動をするのは、精神的に来るものがあります。これは、昨年度に二回その状態で外部出演した私の経験談です。
大学時代、私はそこまで自団体を溺愛していた訳ではなく、「生まれてきたらこの国の人だった」感覚で自団体に所属し、活動してきました。しかし、昨年度は大学が課外活動を禁止してた時期もあって、外部の公演に参加するときは団体名をクレジットしていませんでした。闇営業です(感染対策はちゃんと行っておりました)。情報公開で、団体クレジットのない自分の名前を見た時、ふいに「故郷をなくしてしまった」感覚に襲われ、手汗が出ました。自団体には尊敬する先輩も、仲の良い同期も、かわいい後輩もいました。皆とは、この団体に所属することで繋がっていました。その繋がりが、たった表記上所属なしになるだけでなくなってしまう気がして、その苦しさは想像以上でした。
残念なことに、その状況は今も変わっていません。対面での課外活動はできたりできなかったりして、退部する後輩も後を絶たないそうです。私は自団体が好きでしたし、引退する時は後輩に「諦めないでほしい」とおこがましいことを言ったりもしました。ただ、私が好きだったのは、誰にも邪魔されることなく演劇が行える自団体だったんだと今になって思います。後輩たちだって大学生活は有限ですから、意欲のある子ほど、他の方法で演劇ができるならその道に進むでしょう。もし私が大学2年生だったら、そうなっていたかもしれません。
そんな後輩達が、8月に夏期公演を打つみたいです。打ちたいと集まってくれた子達がまだこんなにいることが大変嬉しいです。先輩としてできることは少ないですが、「故郷」が今後も好きに演劇ができる場所であることを願って、こんな宣伝をしたいと思います。

南山大学演劇部「HI-SECO」企画
2021年度夏期公演

『隣の芝生の気も知らないで』

脚本：つくにうらら(カミグセ)
原案：太宰治「女生徒」
演出：佐藤和佳
— 南山大学演劇部「HI-SECO」企画 (@hi_seco) June 30, 2021

3.今月の名盤

6月の名盤と言ったら…

6月9日に発売された、MONO NO AWAREのニューアルバム『行列のできる方舟』ですよね！

まだ現物を購入できていないので、スクショで失礼します。

MONO NO AWAREについては、今回私は全然詳しくありません。たまたま収録曲である『異邦人』のMVをYouTubeで見て、良い！となって聴きまくった6月でした。

そんなMVはこちら。
https://youtu.be/TnBd_MN9g4s
イラストがかわいい動画も良いですし、陽気なメロディラインに反して切ない歌詞なのも素敵です。

4曲目に入っている『そこにあったから』もすごいです。
https://youtu.be/0uCvmFkH7RY
「水平線の向こうにさえ行けない生まれる場所さえ選べない」の繰り返しから、「私が選べるものはこれから向かう場所だけなの」があってのラスサビです。涙腺が弱いので、否応なしにうるっときてしまいます。

刺繍がかわいい全曲トレーラーもあります。
https://youtu.be/6SSVsrUbFfM

気になる曲があれば是非。個人的には『水が湧いた』とか『5G』も好きです。
MONO NO AWAREのことはもっと知りたいので、詳しい方はおすすめ曲をドンドン教えてください。

4.オレを見ろ！のコーナー

お久しぶりです！また写真を撮ってもらいました。

6月は、雨の中大須や伏見周辺をブラブラしました。
撮影してくれたのは、名古屋大学劇団新生の水谷もかちゃん！いつかのオイスターズで共演したっきり、実に2年ぶりの再会でしたが、全然気さくに話せて楽しかったです。
被写体募集してるみたいなので、気になる方はDM送ってみてはいかがでしょうか。イメージの聞き出し、場所のプランニングなど丁寧に行ってくれました！