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産業医はあくまで産業医とあらためて感じた話@メンタル休職から復職 #34

そういえば先日、産業医先生と面談により、病気休職対象社員管理下から正式に解かれました。社畜にならないように気をつけながらガッツリ仕事をしていたので、自分が休職明けで、産業医の管理下におかれていることも忘れていたのですが、これで晴れて解放です。

産業医先生には、「とにかく無理をしないでくださいね」「睡眠は大事なので」「食事もきちんととってください」と立派で的確なアドバイスをいただきました!!!!!
復職以降の適正稼働の勤務状況も報告してあり、睡眠も十分とれており、3食しっかりとれている、と面談の中で伝えているのに、上記アドバイスをいただきました。
正直、どうなんでしょうね???って思ってしまいました。
誰でもいえるアドバイスをあえて医師という立場から話すことに意味があるのかもしれないな~と何とか自分なりに頑張って咀嚼して聞く努力をしました。ちゃんと聞いて、「はい」って言わないと終わらないし。

きっと、うちの会社だけではなく、複数の会社の産業医を兼務しているのでしょうから、おそらくたくさんの患者(休職中や休職間近の社員)と面談して、報告書を書いているので、個々人に合わせたアドバイスをするっていうのは無理があるのかもしれません。そんなことは、主治医の先生がすることであり、「私はあくまで産業医ですから」っていうことなんだとも思います。
でも、「無理しないで」「睡眠とって」「食事とって」ってこれ誰でも言える話ですよね!?医者らしいことを言ってくれって思っているわけでもないし、”優しくしてくれ”って思っているわけでもないですが、なんかモヤモヤを感じた面談でした。今こうやって書いてみると、何か素敵な言葉が聞けると期待していたのかもしれないですね。。。。なんか恥ずかしいです。
自分は何を期待していたんだろう???そう考えるとやっぱり恥ずかしい。

単なる愚痴的な話になってしまいましたが、産業医ってあくまで産業医であって、主治医ではない。雇われ医師なんだってことをあらためて感じたところでした。そりゃそうですよね。
産業医はあくまで会社側の立場にたって会社を守るためにいるのであって、患者と向き合って治療していくのは主治医です。
病気休暇・休職という判断を出して会社に提出して、従業員を守るという意味では産業医は駆け込む先としては正しいですが、治療するという観点でいくとそこは違う、ということをあらためて感じてます。

私はありがたいことに復職後も管理職として会社に残ってますので、今後の人生の中で部下・同僚が心に不調をきたしているような場面に遭遇したら、産業医と主治医は違うんだ、ということを肝に銘じて接していかないといけないな、と思ったところです。もちろん、上司として同僚として一人の人間として、困難に陥りそうなメンバーがいたら、きちんと自分なりに寄り添って、フォローできるようにはしていきたいです。

今日もつたない文章を読んでいただきありがとうございました。

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