きんたま画伯

打たれ弱いです、きんたまだけに。

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ボケとツッコミの会話

2021年くらいに書いたやつ。 ボケ: 標準語 ツッコミ: 関西弁 [ 出囃子 ] ボケ/ツッコミ: はいどーもー!! よろしくお願いしますー!! ボケ: いらっしゃいませー、ウィン。 ツッコミ: というわけでね、ぼくら二人でやらしてもらってますけれども。まだまだ若手ということで、勉強せなあかんな思てますけど。 ボケ: そうなんですよ、ウィン。 ツッコミ: まあでもこうやってお客さんの前立ってね、もし笑ってもらえなくても、ここに立てるっちゅうことだけでも感謝せん

    • タイタンの学校一般コース修了(6期生)

      この一年、「タイタンの学校」に通っていて、昨日修了式を終えた。タイタンは漫才師・爆笑問題が所属する事務所で、そこの社長である太田光代が「校長」という肩書きで開いている養成所が「タイタンの学校」である。 金が余っていた。月に最低でも10万貯金できる程度の稼ぎがあった。はじめは自分が作った借金返済に充てていたが、それを完済してからは貯まる一方だった。ファッションに興味がないから高い服などを買うことはないし、風俗にも興味がないので性処理に大枚をはたくこともなかった。生活レベルであ

      • 【映画感想】名探偵ピカチュウ

        ポケモンはやってないんすよ。ゲームボーイ買ったはずだしその時期ゲームやってたはずなのになぁ。 調べてみたら理由がわかりました。その時期プレステ (とサターン) しかやってなかったんですね。1!2! 3! 世代で「いくぜ100万台!!」世代でした、俺のパートナーポケモンはクタタン (久多良)でした。 元嫁の所にいる息子はポケモンスルーで妖怪ウォッチ派だったんですよ。その辺の親バカ話はこのnoteに「映画感想:映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!」「妖怪ウオッチと親子の絆

        • 【映画感想】ワイルドスピード/スーパコンボ

          週刊少年ジャンプに連載中の、「出番だダブルハゲ!!」がハリウッド映画になりました!! …という嘘をつきたくなるくらい、荒唐無稽なバカアクション映画でした。いやー超面白かった。 原題、"Fast & Furious Presents: Hobbs & Shaw"は日本では「ワイルド・スピード/スーパーコンボ」という邦題になっていました。シリーズ第1作目の"The Fast & The Furious"がすでに「ワイルド・スピード」という邦題でしたので、以降の作品もこれに、「ト

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        • 映画感想
          70本

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          【映画感想】アクアマン

          CGIによる表現には目を見張る昨今です。 昔だったら海中にいるシーンなんてのは、実際に役者が水に潜って演技するのを撮影したもんですが、今ではグリーンバックの前で演技しても、CGIによってちゃんと水中にいるように見える処理をほどこすことができます。 ウィレム・デフォー。この60歳を超えた俳優になぜ主人公の武術指南役(役名: バルコ)を配役したのか。それは彼が他ならぬ「魚顔」だからだな、とこの映画を観つつ確信したのです。 本来ならばもっと若い俳優でもよかったはずです。30-

          【映画感想】アクアマン

          【映画感想】ジョーカー

          ■公開から1ヶ月、まだ超混んでたTOHOシネマズのポイントが貯まって映画が一回分タダで観れるってんで、ここはいっちょ話題の「ジョーカー」に行くかと思ったんですよ、こないだの休みに。そしたらすげーヒットしてるんですね。今から行こうと思って調べたら次の回の席ほとんど空いてねぇの。あっても最前列の端っことかで。今もちらっと観たら新宿は2スクリーンでまわしてて計600席くらいあんのにほとんど埋まってた。封切り日からだいぶ経ってるのに、これは凄い。 んでまあその日は諦めて、次の日の最終

          【映画感想】ジョーカー

          【映画感想】アベンジャーズ/エンドゲーム

          "正義"とは何か。 いわゆる「ヒーロー映画」、まあ「ヒーローアニメ/マンガ」でも「ヒーローもの」でも何でもいいんですが、ヒーローは基本的に「正義の名の下に」「悪を懲らしめ」ます。 「懲らしめる」というのも度合いがあって、「二度とするんじゃないぞ」と口頭による警告で済むものもあれば、「これだけ肉体的/精神的にひどい目にあわせたんだからもうしないだろう」という仕打ちをするもの、一番楽な手段である「死ね、そして殺した」という結末になるものがあります。 基本的に"暴力"で解決されます

          【映画感想】アベンジャーズ/エンドゲーム

          【映画感想】へレディタリー

          死ぬのが怖い。 物ごころついた頃から死ぬのが怖くて怖くて、「ぼくがぼくじゃなくなる」ということが何よりも恐ろしかった。 生まれる前にも世界はあったこと、その時ぼくはいなかったこと、死んだ後も (おそらく) 世界は続いていくのだろうということ、その時ぼくはいないこと。 ホラー映画の怖さというのも、基本的には「殺されたら死んじゃう」という、人間が本能として理解しているところを攻めることで成り立っている。だからもし、死後の世界というものが我々に見えていて、死んだ後も霊魂が見え

          【映画感想】へレディタリー

          【映画感想】クリード 炎の宿敵

          主演: ドルフ・ラングレン。 わかってるよ!! クリードの続編ですよね!! いくら俺がバカだからって「クリード」ってタイトルがついてる映画の主人公がクリード以外なわけないよな、ってことくらいはわかって書いてますよ!! 思えばロッキーシリーズを初めて劇場で観た作品は「ロッキー4 / 炎の友情」で、その時ロッキーの相手となったのがドルフ・ラングレン演じるソ連のボクサー「イワン・ドラゴ」でした。エキシビジョン・マッチで本作アドニス・クリードの父親であるアポロ・クリードを叩き殺し

          【映画感想】クリード 炎の宿敵

          【映画感想】男はつらいよ

          「男はつらいよ」という映画をちゃんと観たことがなかった。ぼくは昭和生まれなので、もちろん「だいたい」どんな映画かは知っている。主に葛飾柴又と、主人公の寅さんが作品ごと巡る地方やなんかが舞台で、毎回「マドンナ」に恋をして、親代わりのおじちゃんおばちゃんや、隣にある印刷会社の社長と喧嘩して、主演は渥美清で、そっくりさん芸人としてゴジーラ久山という人がいて、まねだ聖子という松田聖子のそっくりさん芸人に猛烈アタックして結婚した、くらいは当時誰もが認識していた情報だと思う。 気が向い

          【映画感想】男はつらいよ

          【映画感想】ラ・ラ・ランド

          「あれ? この映画観たらワンチャンある?」という即ヤリ期待値を上げる最高のデートムービー。 また自分が描いた夢に対して本気で努力したことがなく、そのくせ承認欲求だけは人一倍あって、自己満足するためにその隙間をお金 (物欲) で埋めて現実逃避してる人なんかはそりゃもう涙腺決壊すると思います。 物語は、音楽はオリジナルが大事だと言ってる割には人の演奏の完コピプレイに必死で励んでいるジャズ・ピアニストと、日常では通勤時間以外これといって演技の練習をしている風でもない女優志望の恋の物

          【映画感想】ラ・ラ・ランド

          【映画感想】ボヘミアン・ラプソディ

          イギリスのロックバンド「クィーン」が結成され、様々な出来事を経て1985年のライブエイドのステージでパフォーマンスするまでを描いた映画。 ヴォーカルのフレディ・マーキュリーは1991年11月に死去している。死因はエイズによる気管支肺炎。45歳だった。 クィーンは、フレディの死後に発表された「メイド・イン・ヘブン」を含めると15枚のスタジオ・アルバムを出しており、なかでも「オペラ座の夜」に収録されている6分を超える大作「ボヘミアン・ラプソディ」は彼らが持つ数々のヒット曲の中

          【映画感想】ボヘミアン・ラプソディ

          【映画感想】イット・フォローズ

          huluに来てたんで観ました。 この時点で知っていたのは、低予算で作られたホラー映画であること、しかしその内容が話題を呼んで大ヒットとなったこと、死をもたらす「それ (イット)」の正体について色んな説が出たこと、くらいです。 TBSラジオ「たまむすび」にて、映画評論家の町山智浩さんが紹介していて興味は持っていたのですが、結局劇場には行かずに数年が過ぎ、冒頭に書いたようにhuluのトップページで見つけたので観たのです。 既に「結局『それ』とは何だったのか」という事を確かめ

          【映画感想】イット・フォローズ

          【映画感想】セッション

          夜中、眠れなかったのでスマホで映画でも観るかと思ってhuluにアクセスしたら「セッション」があったので、寝落ちしてもいいやという程度の気持ちで視聴をはじめた。吹き替えで、結局最後まで見た。 この映画は2015年公開当時、鑑賞した映画評論家とジャズプレイヤーのあいだでそれぞれの想いをやりとりしたテキストが幾度か交わされるというイベントが発生し、ネット界隈で話題になった。評論家は絶賛、ジャズプレイヤーは駄作と切り捨てていたので、結果着地点の無い話として終わった。 そんな事を思

          【映画感想】セッション

          【映画感想】ドクター・ストレンジ

          「ソープへ行け!」 これは小説家・北方謙三先生が、雑誌で連載していた人生相談コーナーにおいて放った名文句であり、ソープとは風俗店の一業態であるソープランドの略語である。 が、私はこの「ソープへ行け!」という答えが、何の質問に対してなのかは知らなかった。調べてみると、童貞をスムーズに捨てたい、という質問の答えを皮切りに、体臭が臭ければ毎日ニンニクを食いソープへ行け(そして「これが俺のにおいだ!!」と嬢に言え)、自分のペニスが小さいと思ったらソープへ行け(そしてお世辞で慰められろ

          【映画感想】ドクター・ストレンジ

          【映画感想】ヘイトフル・エイト

          タランティーノ映画には「どうでもいい話だけど洒落たセンスの駄話」というチャームポイントがある。わたしは数年前から英語を勉強するようになり、だいぶ聴き取れるようになってからタランティーノ映画を観返した際それを実感した。「レザボア・ドッグス」の冒頭会話が、「パルプ・フィクション」でのサミュエル・L・ジャクソンのダイナーにおける強盗への説教が、字幕を追いながら鑑賞していたころとは見違えるように輝いた。 こういった面白さは(文字数制限などもあることから)字幕では伝わらない部分がおお

          【映画感想】ヘイトフル・エイト