3月の総括-グローバルな事業家への道のり「一人でやる」から「任せる」
3月も光の速さで過ぎ去っていきました。ちょうどいま飛行機の中なので、振り返りの時間に使おうと思います。
移住して1ヶ月半ほど経過
タイに移住後、1ヶ月半ほどが経過しました。移住といっても2年前の日常が戻ってきたような感覚なので、特に新鮮さはなく、ごく普通の日常を過ごしてる気分です。
ただ、いつになってもバイクタクシーでバンコクの街並みを駆け抜ける爽快感はクセになりますね。
3月は仕事もそうですが、来週開催する結婚式の準備もあり、多忙を極めていました。
忙しい日常を過ごす中で、
「忙しさに甘えてるなぁ」
「忙しいって楽だなぁ」
と思う瞬間があったので、その心境について残しておきます。
「忙しい」は「暇」よりも楽。忙しさに甘えるな!
ありがたいことに忙しくさせてもらってますが、一方でよくない忙しさだったなぁ、と反省する点も多々ありました。
仕事をよく緊急度高い・低い、重要度高い・低いで4つに分けることがあると思いますが、緊急度が高く、重要度が低い仕事を結構やってたな、と感じてます。
いわば作業に割いてる時間が多く、営業や採用、次の一手を考えることに時間を使えていなかったと反省しています。
これが続くと結局同じ状況の繰り返しになってしまい、現状維持というおもしろくないことが起きます。
毎日忙しいと充実感はあるので、このままでもいいのでは、と思ってしまうんですけど、それは忙しさに甘えています。
他の人にも任せられるような作業に忙しくしていても、そこから何も発展しないし、やはり暇になろうとする動きは重要です。
暇になるためには人に任せる必要があり、任せるためには自分の勘でやってた作業を標準化したり、仕組み化する必要があります。
その過程で「1人作業会社」から「組織」に脱皮するんじゃないかなと思ってます。
なので、まずは忙しくするように動きながら自分は暇になる努力をする。最近はこればかり考えてます。
「一人でやる」から「任せる」へ
実際、反省ばかりしていたわけではなく、採用も動き始めており、ちょっとずつ業務委託メンバーが増えてきてます。
今はだいたい6名ほどの方に業務を依頼していて、一部の案件はほぼ自分の手をかけずに回るようになってきました。
任せられるようになると次考えるべきは、「いかに長く継続してもらえるか。」です。
・単価を上げる
・コミュニケーションを増やす
・成長を感じる仕事も依頼する
など色々ありますが、メンバーにとって報酬は何より大事だと思うので、クライアントに価格交渉できるほどの実績を出し続ける必要があるのと、たとえ利益が減ってもメンバーの方が満足して働ける単価を設定する必要があります。
要は積極的に協力してくれるメンバーへの報酬は妥協しないこと。
利益を増やそうと思えば増やせる気がするんですけど、その増やした利益で失うことの方が多い気がしてます。
例えばメンバーの報酬を下げて利益を確保する
↓
メンバー仕事の質が下がるor長期で継続できない
↓
仕事の質が安定しない→クライアントの信頼減
↓
売り上げ減
というサイクルは起きると思うので、多少利益が減っても実際手を動かす人が満足できるくらいには払う必要があります。
めちゃくちゃ当たり前ですけど。
もちろん利益が減るのは嬉しいことではないですが、十分な報酬を支払うと利益が減るようなサービスを作ってる自分が悪いと言い聞かせてます。
一方、人は報酬に慣れるので、報酬はOKでも、仕事がつまらない場合だと継続しないこともあるでしょう。
報酬と仕事のやりがいのバランスが大事です。
あと、これまでクラウドワークスなどを使って業務を依頼してましたが、最近は対面で話した人だけに仕事を依頼してます。
受発注だけの関係は結局効率的ではない気がしているので、たとえ業務委託の方や、月に少しだけの業務量の方でも、血の通ったコミュニケーションをしていきたいですね。
会社設立時に役員報酬を低く設定してよかった
先ほどの話に付随しますが、創業時に役員報酬を低くしました。低くした理由は一度決めると来期まで変えられないので、単純にビビっていたからです。
昨年の個人事業主の頃の税金の支払いや来週の結婚式の費用の準備で、本当に個人のお金がないんですけど、それでも結果低くしてよかったと思ってます。
売上は周りと比べてまだまだなんですけど、自分の給料が低いおかげで、利益をどう使うかを柔軟に考えられます。
コアメンバーを増やすのか、採用にコストをかけるのか、新規メディアを作るために投資するのか、などなど。
仮に自分の役員報酬を高く設定していたら、施策も柔軟に考えられなかったでしょう。
結局仕事ばかりしてるので、プライベートでお金を使うこともなく、色々加味して低くして良かったなと思ってます。
もちろん、強気に行くために高く設定するという人もいるので、スタイルはそれぞれだと思いますが。
海外事業も少しずつ準備
この記事のタイトルの通り、目指すべき姿は「グローバルな事業家」なので、タイの事業も少しずつ準備をしています。
「これはやる」というのを決めているのですが、どういう山の登り方をするかを考えています。
やはり、海外で何するかを考えてる時が一番楽しい。きっと想像以上に大変でしょうけど、人生は結局「暇つぶし」であり、「思い出作り」のためだけにあるので、大変なほど良いのです。
そして人と被らない経験や知見があるほど良いと思ってるので、4月も引き続き、我が道を突き進みます。
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