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腰痛に対して病院でできること②

腰痛に対して病院でできること②

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このnote記事では初診の腰痛患者さんに対して整形外科医がまずどう考えて診察をしているかを解説します。


診断で一番大事なのは患者さんの話を聞くことになります。

昨日転んでぶつけてから強い腰痛があるのと、1年前から弱い痛みが続いているのとでは可能性の高い原因が違います。

そのためまず患者さんの話を聞くことが診断をつけるために重要になります。

病院に行くときには自分の中で

①いつ痛みが出てきたのか?

②何をしたときに痛みが出てきたかもしくは痛みが強くなるか?

③体のどこが痛いのか?

を考えてみましょう。

いずれにしろ医者から聞かれると思いますが自分から話をしてもらったほうがスムースに行くことが多いと思います。

初診の時に患者さんと医者では考えていることにかなりギャップがあります。

患者さんは自分の腰痛の原因を知りたいと考えます

一方

医者は目の前にいる人が見逃してはいけない疾患の可能性があるかを考えます。

見逃してはいけない疾患とは

癌(悪性腫瘍)

骨折

感染症

内臓由来の腰痛

の4つになります。

見逃した(診断までに時間がかかった)時の患者さんの不利益が大きい疾患が見逃してはいけない疾患となります。

ほとんどの患者さんは腰痛が出てきたときに自分が上の4つの疾患だとは思いません。

そのため診察の結果、目の前にいる患者さんが上の疾患の可能性が低いと考えても、無駄な心配をさせないためそもそも患者さんにそういう説明をしないことが多いです。

いろいろ関係なさそうな質問をされたり、意味なさそうなレントゲンを撮られたりするのもそういった考えのギャップがあるからです。

この続きは明日書きます。


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knskh
関東で整形外科医として勤務|整形外科領域に特化した医療情報を発信中|年間手術件数200件以上執刀|外来では週80人ほどを診察|