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2023年映画感想

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2023年公開作品の感想です。
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2023年3月の記事一覧

2023年映画感想No.25:Winny ※ネタバレあり

物語内の対立を通じて問い直される「正しさ」 TOHOシネマズ日比谷にて鑑賞。 Winnyやそれを巡…

けんす。
1年前
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2023年映画感想No.24:ちひろさん※ネタバレあり

利他的で孤独な優しい主人公 新宿武蔵野館にて鑑賞。 僕は身近な存在でこの映画のちひろさん…

けんす。
1年前
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2023年映画感想No.23:アントマン&ワスプ:クアントマニア(原題『Ant-Man and the W…

減退した魅力と作り手のさじ加減一つの設定 TOHOシネマズ新宿にて鑑賞。 小さな世界がでっか…

けんす。
1年前
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2023年映画感想No.22:逆転のトライアングル(原題『Triangle of Sadness』)※ネタバ…

ド直球の悪意で描かれる社会風刺 ギャガ試写室にて鑑賞。 冒頭のブランドイメージを巡る会話…

けんす。
1年前
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2023年映画感想No.21:ベネデッタ(原題『Benedetta』)※ネタバレあり

神なき世界を支配する宗教的価値観の欺瞞 ヒューマントラストシネマ渋谷にて鑑賞。 科学の進…

けんす。
1年前
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2023年映画感想No.20:フェイブルマンズ(原題『The Fabelmans』)※ネタバレあり

映画にすることによる人生の肯定 TOHOシネマズ日比谷の一般試写会にて鑑賞。映画.comさんあり…

けんす。
1年前
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2023年映画感想No.19:エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(原題『Everything Everywhere All at Once』)※ネタバレあり

「何が起きるのかのわからなさ」と「どこに連れていかれるのかのわからなさ」 TOHOシネマズ川崎にて鑑賞。 厳格で古い価値観の父親に育てられ、冴えない夫と冴えない結婚生活を送り、反抗期の娘との関係も上手くいかない主婦の「人生もっと上手くできたはずだ」という後悔を巡る物語をマルチバースという設定で描くという発想とそれを描き切る様々な表現によって新しい映像体験が見事に成立している。アイデアと表現力の手数と飛距離。何でも描ける設定から来る「何が起きるのかわからなさ」と、いきなり荒唐

2023年映画感想No.18:エンパイア・オブ・ライト(原題『Empire of Light』)※ネタバ…

映画という光 TOHOシネマズ川崎にて鑑賞。 映画の冒頭、少しずつ明かりが灯っていく映画館を…

けんす。
1年前
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