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2023年映画感想

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2023年公開作品の感想です。
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記事一覧

2023年映画感想No.91:魔術(原題『Brujeria』 ※ネタバレあり

丸の内TOEIにて鑑賞。東京国際映画祭2023ワールドフォーカス部門(第20回ラテンビート映画祭 i…

けんす。
10か月前
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2023年映画感想No.90:ファースト・カウ(原題『First cow』 ※ネタバレあり

寄る辺なさを抱える登場人物たちによるポスト西部劇 シネリーブル池袋にて鑑賞。 「鳥なら巣 …

けんす。
10か月前
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2023年映画感想No.89:愛にイナズマ ※ネタバレあり

石井監督の近作に共通する「クソな社会」と「物を作る意味」というテーマ キネカ大森にて鑑賞…

けんす。
10か月前
8

2023年映画感想No.88:クリティカル・ゾーン(原題『Critical Zone』) ※ネタバレあ…

ヒューマントラストシネマ有楽町にて鑑賞。東京フィルメックス2023コンペティション部門にて上…

けんす。
10か月前
3

2023年映画感想No.87:MY (K)NIGHT マイ・ナイト ※ネタバレあり

「夢を売ること」についてのメタなテーマ 新宿ピカデリーにて鑑賞。中川龍太郎監督最新作はEX…

けんす。
11か月前
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2023年映画感想No.86:水の中で(原題『In Water』) ※ネタバレあり

「ピントを合わせようとする」ことについての映画体験 有楽町朝日ホールにて鑑賞。東京フィル…

けんす。
11か月前
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2023年映画感想No.85:小説家の映画(原題『The Novelist's Film』) ※ネタバレあり

街の片隅で起きている小さな人生の更新 キネカ大森にて鑑賞。 ホン・サンスの映画らしく今作もとてもミニマルな形での「人生の更新」が描かれているように思う。抱えている人生の停滞に抗うように移動する主人公がいて、その結果として訪れる偶然が物語そのものになっていく。 新しい場所を訪れたり誰かと会ったりするところにある「何かが変わるかもしれない」という期待と、一方で人間関係や物事の流れが自分の意思だけでは全くコントロールできないという偶然というものの掴みどころのなさがあり、とてもシン

2023年映画感想No.84:ロングショット(原題『老槍 A Long Shot』) ※ネタバレあり

丸の内TOEIにて鑑賞。東京国際映画祭2023コンペティション部門。 銃を撃てなくなった男の話 …

けんす。
11か月前
8

2023年映画感想No.83:タタミ(原題『Tatami』) ※ネタバレあり

登場人物たちを取り巻く抑圧を浮かび上がらせる撮影的な演出 TOHOシネマズ日比谷シャンテにて…

けんす。
1年前
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2023年映画感想No.82:月 ※ネタバレあり

テーマを自分ごととして考えさせる映画の作り 新宿バルト9にて鑑賞。 サービスデーではあった…

けんす。
1年前
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2023年映画感想No.81:パッセージ(原題『Passages』) ※ネタバレあり

心のベクトルを示す映像的な演出 ヒューリックホール東京にて鑑賞。東京国際映画祭2023ワール…

けんす。
1年前
3

2023年映画感想No.80:辰巳 ※ネタバレあり

『ケンとカズ』から通底する小路監督の真摯な資質 クラウドファンディングコレクター限定試写…

けんす。
1年前
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2023年映画感想No.79:パワー・アレイ(原題『Power Alley[Levante]』) ※ネタバレあ…

女性だけの問題として扱われがちな望まぬ妊娠についての物語 シネスイッチ銀座にて鑑賞。東京…

けんす。
1年前
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2023年映画感想No.78:耳をかたむけて(原題『All Ears[不虚此行]』) ※ネタバレあり

弔文作成がテンプレート作りから物語ることに変わっていく序盤 シネスイッチ銀座にて鑑賞。東京国際映画祭2023ワールドフォーカス部門。 弔文の代筆という主人公の職業の設定がまずとても面白い。 映画のファーストシーンは主人公が葬式場で依頼者に弔文のテンプレート的なひな型を提出する場面なのだけど、そうやって個人の表面的な情報を入れ替えるだけで完成する無個性で当たり障りのない弔文作りに対して「故人の人生を表していない」と複数の依頼者に咎められるところから話が始まる。 そこから主人