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【クレアル工業株式会社】先輩のバックアップがアツい!縁の下の力持ち

はじめに

こんにちは、knowthのりいです。現在大学3年生で、就活に少し手をつけはじめました。

今回の企業紹介は、クレアル工業株式会社です。
クレアル工業株式会社は、札幌市東区の丘珠にオフィスを、東雁来にタイニーハウスの展示場を構えています。

タイニーハウスとは、名前の通り「小さな家」です。広さは10平米以下で、内装は自由にカスタマイズすることができます。趣味部屋などとして庭などに設置される方が多く、移動させることもできる人気の商品です。私自身、展示場沿いの道を何度か通ったことがあり、小さい家のようなものが何軒か建っているなぁと思っていたので、個人的にも見覚えがありました。今回このような形で取材させていただくことになり、とても楽しみに訪問をさせていただきました。

この会社の第一印象は、「怖くない、親しみやすそうな会社だな」でした。
ふつう建築系の会社は少しゴツいイメージがあったんですが、初めて同社のインスタグラムを見たとさ、社長が「社長」と書いたTシャツを着ていた
り、「タイニーチャン」というキャラクターが遊んでいたりしたんです。他にも屋台を出してみたり、SDGs系の様々なイベントを開催したりしていて、地域やお客様を大切にしているんだなと感じました。

同社はタイニーハウスだけを手掛けているわけではありません。この記事では、建築や土木を含むクレアル工業株式会社の事業の魅力や、タイニーハウスについて詳しく書いていくのでぜひ最後までお付き合いください!

柳下社長

事業内容

クレアル工業の事業内容は、大きく分けて建築・土木・タイニーハウスの3つで構成されています。

Ⅰ. 建築

まず、建築では「躯体(くたい)工事』を行っています。躯体工事とは、建物の見えない骨となる部分や、土の中などにある基礎の部分の設置工事を言います。私たちからは見えない部分ではありますが、建物の主要構造部分を作るとても重要な仕事で、この工事の品質はそのまま建物の品質に直結すると言っても過言ではありません。いわば、建築物の命とも言うことができる
部分の仕事なんです。

私は学祭のステージでTwiceをセンターで踊ったことがあるんです。でも、実はそのときよりも他の人の発表で音楽や照明などの裏方の仕事をしているときの方が責任を感じてドキドキしました。目に見えない仕事だからこその重要性ってあると思うんです。クレアル工業がやっている仕事もそんな「緑の下の力持ち」のようなところがあるんじゃないでしょうか。

Ⅱ. 土木

土木工事ってあんまりイメージがないかもしれませんが、橋やトンネル、ダムなどをつくる私たちの暮らしに欠かせない仕事です。建築が空間を作る仕事なら、土木は場所を繋いだり生活に必要な施設を作るような仕事だと言えるんです。クレアル工業は土木事業として橋梁やトンネルの補修、補強工事を行っています。新しく橋などを作るのではなく、既にある橋の劣化した部分を強化したりするところに特化しているのが同社の特徴だと言えそうです。

社長の柳下さんは「人口減少が進むこの時代に、新しいものをどんどん作るのではなく、今あるものを長く大切に使うことが大事だと思うんです」とおっしゃっていました。私も確かに!と思いました。いつの時代になっても必要とされる社会インフラは後世に継いでいさ、技術も継承されるべきだと思います。元々あるものを補強するよりも新しく作った方が注目されるかもしれません。でも、「陰で支える」ということの大切さを重視しているのが同社の特徴なんだと感じました。

Ⅲ. タイニーハウス

タイニーハウスは、「小さな家」の意味を持つ建物です。名前の通り見た目は小さな家で、中身もしっかり家です。でも実は通常の家と大きく違う点があって、ふつうは所有する建物に対して支払わなければならない固定資産税
が必要ありません。タイニーハウスは、10m2以下の建物にあたり、この面積に満たなければ固定資産税はかからないんです。とても経済的なわけですね。

クレアル工業では、タイニーハウスの企画、設計、販売まで全て行っており、フルオーダーメイドで注文を受けています。ですから、外壁や内装などもお客様の要望に従って1つ1つ異なったものになります。趣味部屋や、仕事部屋、書斎など、カスタマイズの仕方は無限です。お客様のやりたいこと、作りたいものを忠実に実現できると知り、私までタイニーハウスが欲しくなってしまいました。落ち着くことのできる自分だけの空間って憧れですよね。こうしたあこがれを実現する仕事ということもあり、設計する社員の方たちも楽しく仕事をされているとお聞きすることができました。
HPにもタイニーハウスの例がいくつか掲載されているので、是非ご覧になってみてください!

http://kureau.com/technical


左:和室風のタイニーハウス
右:趣味部屋風のタイニーハウス

魅力分析

Ⅰ. 裏方に徹する誇り

建築・土木・タイニーハウスと3つに分けて書きましたが、事業内容自体は違っても共通する点があると感じました。それは、「サポート役」に徹する仕事だということです。建築基本構造を作ったり、橋染の劣化部分を補修したり、タイニーハウスを通してお客様の夢を実現する。これは大工さん、橋
などを使うたくさんの人、そして個人のお客様に豊かな生活を提供するための裏方の仕事に徹していると言えると思うんです。

建物の内部が完成しないと大工さんは速やかに仕事ができません。橋染も分化して壊れてからでは人が使えなくなる。そしてお客様1人1人に寄り添った
タイニーハウスの提供。いずれもいろいろな人を下支えしていると言えます。実際に柳下社長も「目に見えない仕事ならではの誇りを感じる」とおっしゃっていました。

このように、クレアル工業は一般的な建設業者とは違い、裏で活躍する重要なポジションを目指している会社だと言えるかもしれません。高層ビルや病院など、大きな建物を建てるには丈夫な基礎が必要になります。日本に多い地震などで建物が壊れないのは見えない基礎がしっかりしているからです。
こうした、私たちが当たり前だと思っている品質の高い「建物の芯」を提供
する仕事に携わるのは確かに誇りですよね。

Ⅱ. とにかくチャレンジ!

取材を通して強く感じたのは、とにかく失敗を恐れないでチャレンジする精神を大切にされていることでした。柳下社長も、若手社員のSさんも口を揃えて「自由な社風の中で自分たちでしっかり考えて行動している」とおっしゃっているのが印象的でした。実際に、経営方針にも「失敗することを恐れずに挑戦する社風」と掲げられています。

例えば、タイニーハウスの形や内装は、お客様の要望によって全然違うものになります。お客様の夢を実現するためには「自分でしっかり考えて行動する」ことが重要になります。そもそも、タイニーハウス事業は元々やっていた建設部門から派生した事業で、そういった意味でも新しいことにチャレンジする歴史が同社にはあるんだと感じました。社員の方たちにも「安全に配慮しながらもしっかりチャレンジする」という使命感が共有されているように感じます。実際に若手社員のSさんも、「今までやったことのないこと」という部分に惹かれて入社を決めたそうです。クレアル工業で働くことは「チャレンジする」チャンスを手に入れることにもなるんだな、と思いまし
た。

若手社員のSさん

さいごに

ここまでクレアル工業の事業内容や、社員の皆さんの雰囲気を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。今回インタビュー取材をさせていただくなかで、同社の社員のみなさんが作り手としての想いがとても熱いことを強く感じました。また、小さいながらも多様性に優れているタイニーハウスの魅力に注目し、それを実際に事業化するようなチャレンジ精神も印象に残っています。

若手社員のSさんは、インタビュー取材の中で「自由な社風と先輩の親しみやすさのおかげで毎日楽しい」とがおっしゃっていました。クレアル工業は、若くても新しいことにチャレンジすることが評価される環境なのかもしれません。

これからもnoteやインスタグラムを随時更新していくので、同社の魅力に引き続きご注目ください!

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