見出し画像

zoomウェビナーで視聴者の満足度をあげる2つの方法

zoomを使ったWEBセミナーはコロナ禍で一般的になりました。
zoomウェビナーは弊社も数十回にわたり企画・運営することで、ある程度ノウハウが蓄積できてきました。

ただ、集客からセミナー終了後までを考えると膨大なチェックポイントがあります。

中でも重要なものは、ウェビナー自体に満足してもらう施策だと思います。
満足してもらえればウェビナーの評判が口コミで広がったり、次回以降のリピーターになってもらえたり、自社のファンになってくれる可能性が高まります。

ここではセミナー中の視聴者の満足度向上に役立つ施策にしぼって、ご紹介します。

ウェビナー契約とは

一般的なzoom契約をするとミーティングが可能になります。
ウェビナーはミーティングとは異なり、ウェブセミナーに特化したプランになります。
zoomのアカウントを契約し、アドオンでセミナ―プランを追加します。
価格表はこちらです。

価格改定が過去何度かなされていますので、契約する際には最新の情報をチェックするようにしてください。

ミーティングとウェビナーの比較表はこちらをご覧ください。

※もし上記リンクが英語の場合は、ページ右下の言語を日本語に切り替えてください

個人的な感想ですが、これだけのウェビナー機能がついて月額約5,000円は破格だと思います。

満足度をあげるために最も意識すること

結論からいうと、満足度をあげるには双方向性を意識する。
ただこれだけです。これを念頭に置くだけです。

双方向性を意識するためのウェビナー内の施策を2つご紹介します。

方法① チャットで視聴者からの質問を募る

シンプルに、視聴者からの質問を募ることが最も双方向性を担保することができます。
これにはいくつかコツがありますので、もう少し詳しくお伝えします。

■Q&Aではなくチャット機能を使う
ウェビナーのQ&A機能でも質問できるのですが、視聴者が他の人の質問を見ることができる方が盛り上がるため、できるだけチャット機能を使ってオープンに質問してもらいましょう。

■講師以外に運営メンバーをもう1人準備する
講師が話をしながら視聴者のチャットを確認しフォローすることは難しいため、できるだけ講師以外にもう一人運営側で質問を確認する人を準備しておくことが望ましいです。
ただ、どうしても講師1人でウェビナーを運営する必要があるケースもあります。
その場合には、講師は講師用アカウントの他に、別アカウントで通常の視聴者としてログインし、別画面でチャットを確認する方法も一つです。
チャットを見るだけですので、別アカウントでログインする媒体はPCである必要はなく、スマホやiPadでも構いません。ちなみに私はiPadで見ていることが多いです。

■最初の質問は運営から行う
視聴者からすると、最初に質問することはどうしても心理的なハードルが高いです。
運営メンバーが最初の質問をした方が、その後の視聴者からの質問がスムーズに出やすい傾向にあります。
また質問を受け付ける場合は、視聴者に質問を考えてもらう時間をあえて作ることもコツです。
「今から1分時間をとりますので、質問があれば1人1つ気軽にチャットに書き込んでください」とアナウンスすると効果的です。
zoomの設定により、全てのチャットは後から確認することができます。ウェビナー内で回答しきれなかったものは後日メールで回答フォローする方法も一つです。

■答えにくい質問が出たときに困らないように
どうしても当日即興で答えづらい質問を受けるケースもあります。
そういった場合に備えて、講師からウェビナー冒頭に「全ての質問に答えることはできないケースがある」と最初に断っておきましょう。

■質問タイムは細切れでとる
質問の時間は、ウェビナーの最後にまとめてではなく、講義内で細切れに質問タイムを設けた方が双方向性が担保できるためおすすめです。

■ウェビナー内で質問してくれた方のフォロー
質問する視聴者は、それだけウェビナーを真剣に聞いていてくれていて、ウェビナーの内容への興味が強い方です。また質問してくれた方は、ウェビナー後のアプローチの優先順位としては高いと思います。

方法② 投票機能を使う

投票機能はウェビナー内で使えるリアルタイムのアンケート機能です。
質問と回答の選択肢を事前設定しておき、ウェビナー中に表示することができます。
投票結果は全視聴者に画面共有することができます。

投票機能のマニュアルはこちら

できるだけ参加型であることを明示するために、ウェビナーの冒頭にアイスブレイクとして投票機能を使い、双方向で参加してもらうことを示す方法がおすすめです。

投票機能を使ったことがない視聴者もいらっしゃいますので、最初は投票機能に慣れてもらうための練習として使用するのがいいと思います。
例えば冒頭の質問例は次のようなものです。

質問「今日のウェビナーはどちらから参加されていますか?」
回答選択肢:「北海道、東北、関東、中部、近畿、中国又は四国、九州」

ここでの質問は
・「視聴者の方が周りに聞きにくいが他の視聴者がどう思っているか知りたいもの」
・「明確な答えがないもの」

がおすすめです。

例えば、視聴者が会計事務所の方であれば次のようなものです。
・1年前に比べて金融機関の融資基準は下がっているか
・顧問料の平均単価はいくらか

最後に

zoomウェビナーは簡単にできますが、オンラインであるため途中退席がオフラインに比べて多くなりがちです。
双方向性を意識し工夫して運営すれば視聴者の満足度を高めることができます。

ぜひ実践してみてください!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?