コンテンツ黄金時代

【コンテンツ東京2019レポート】やばい!2次情報は、もはやオワコン?

こんにちは。コンテンツディレクターのたかお みきよです。

2019年4月3日(水)~4月5日(金)まで、東京ビックサイトにて、「コンテンツ東京2019」が開催されていました。
その名の通り、コンテンツマーケティングをはじめ、動画、VR、VTube、印刷デザインなど、あらゆるジャンルの企業様が、現代のコンテンツ事業についてご紹介いただくイベントです。

そう。まさにコンテンツマーケティングの大祭典なわけですよ。

これはコンテンツディレクターとして活動する私も、行かないわけにはいかない。実は半年近く前から、スケジュールをばっちり抑え、4日(木)に参戦いたしました!!

しかし!私、そこで感じてしまいました……
「2次情報コンテンツ、オワコンの兆し」を。
いや、もはやもう終わりかけなの?

2次コンテンツライターさんも必見です。あなたの未来、かかっています。

コンテンツ黄金時代は、「物語を作れる人」がWinner

・(株)NewsPicks   CCO 佐々木 紀彦さん
・ピクシーダストテクノロジーズ(株) 代表取締役 落合 陽一さん
・放送作家 鈴木 おさむさん

という、豪華講師の皆さんによる特別セミナーに参加した私。圧倒的な知能と知識、見解を持つお三方に圧倒されました。

そして、得るものは多すぎた……

そこで私が得た重大情報を先にまとめると、こんな感じです。

①コンテンツ業界のスポーツ化
②エンターテイメント最強時代の到来

**

 **①コンテンツ業界のスポーツ化

(株)NewsPicks の佐々木 紀彦さんによると、スポーツのように「コンテンツのプロ」が大活躍する時代がすぐそばまで来ているのだとか。

というよりも、アメリカではすでにその時代に突入。プロのコンテンツプロデューサーが、あの名サッカープレイヤー・メッシ選手と同等の収入を得ていると言います。

これを踏まえて佐々木さんが語る、日本のコンテンツ黄金時代では、「知的財産(IP)を持つ才能の価値が高まる」との見解。つまり、年間で何億という収入を得るプロアスリートのように、知的財産を超越させたコンテンツ制作者の需要が高まるというわけですね。

では、知的財産を豊富に抱えたコンテンツ制作者になるためには、どうすればいいのでしょうか?

②エンターテイメント最強時代の到来

お三方のディスカッションで語られたのは、
「エンターテイメント最強時代」の到来について。

昨今のYouTubeブームからもわかるように、動画コンテンツの需要は急激に高まっています。さらにNetflixをはじめとした、動画配信サービスの人気も加速していますよね。

こうした背景を踏まえた上で、エンターテイメントの支持傾向が急速に高まっている現代社会の様子を言葉で語っていただきました。

そして、ここからは、私の見解です。
実はエンターテインメント最強時代説、私も常々感じていたところ。なぜなら、動画コンテンツに限らず、テキストコンテンツであっても、マンガやわかりやすい図解のついた、ストーリー性のあるコンテンツが好まれる傾向にあるわけです。

TwitterやInstagramをはじめとする、SNSでも同様。
Twitterならば、語り手のキャラクターを確立するテーマや口調。
Instagramならば、画像から見えるリアリティー。
こうした要素が詰まっているコンテンツが、評価されていますよね。

そして、これらに共通しているのが、「エンターテインメント」という概念。
もちろん世の中には、エンターテインメント要素を含まない情報コンテンツの需要もあるわけですが、正直、こうした情報コンテンツもエンターテイメント性を含んでいかなければ、これからの時代読まれにくくなるのでは?
と思うわけです。

余暇を楽しむ方法や選択肢が増えている時代、充実した時間を楽しむためには、観るもの、読むものも充実したものを選びますよね。
だからこそ、たとえ商品PRのためのコンテンツであっても、エンターテイメント性が必要になるのではないでしょうか。

**

私が感じた「2次情報コンテンツ、オワコンの兆し」**

では、本題(やっとw)。
このセミナーで語られた上記のことを、講師のお三方はこのようにまとめられました。

「物語を0→1で作れる人をいかに作れるか、それが日本のコンテンツ黄金時代の課題となる」

「物語」、つまり話の道筋となるストーリーが、これからのコンテンツ制作の鍵となると言うのです。

そう、物語というエンターテイメントを作れる人が、これから迫りくるコンテンツ黄金時代を勝ち抜けるというわけですね。

そう考えると、今のコンテンツメディアのあり方にも、様々な不穏が浮上します。私が一番に考えたのは……

ただ情報を並べただけの2次情報コンテンツは、廃れてくのではないか?

◆2次情報コンテンツとは
WEBや書籍、論文など、他者が調査、執筆した情報を参考に、記事を執筆すること

現在WEB上にあるオウンドメディアのほとんどが、2次情報コンテンツを取り扱っています。
ではなぜ、そのようにコンテンツブームを支えている2次情報コンテンツが、廃れていくと思うのか。

それは、ストーリー性がないからです。
どこか他人事と言いますか……
読む、観るコンテンツの選択肢が増えている中で、ただ情報を並べただけのコンテンツが評価を浴びることができるでしょうか?

私は、なかなか難しい現状だと考えています。
そのため、本来であれば、インタビューやコラムなど、専門知識を持った人の意見として記事を構成した「1次コンテンツ」が望ましいわけですが、これはコストも時間もかかります。

そこで!2次情報コンテンツを、「表現次第」でストーリー性にすることが必要となってくるのです。

ヒントは、「2次情報×ジブンゴト」

ということで、次回議題はコレ↑。
現役ライターさん、オウンドメディア運営をされる企業様、ぜひご参照下さませ☆

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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【コンテンツディレクター|たかおみきよ】 WEB企画、CS、反響営業出身のコンテンツディレクター👓 ・コンテンツ制作全般(企画/編集/執筆) ・WEB集客コンサルティング WEB集客 でお悩みの方、お気軽にご相談ください^_^