見出し画像

36歳、転職のトリプルアクセル①

●はじめに

36歳で“3.5回目”の転職をしたので、備忘録的にnoteを書いてみようと思いました。
転職の成功失敗譚ではなく、異業種転職への不安の吐露と、気持ちの整理がメインです。
noteにちゃんと記事を書くのは初めてかも。
恥ずかしいから知り合いに見つからないことを望みつつ、簡単に経歴を。

◆大学卒業後、制作会社に就職 20代前半
◆1回目の転職→広告代理店 20代後半
◆2回目の転職→外資系代理店 30代前半
◆2.5回目の転職→フリーランス
◆3回目の転職→某小売事業会社 30代後半

と、転職のトリプルアクセル(三回転半)を決めたところです。フィギュアスケートには全く詳しくないので、ニュアンスだけで言ってみました。笑

どうなんでしょう、転職3回半は多い方なんでしょうか。フリーランスを挟んでいるのは珍しい方かとは思いますが。

さて、私の職業は広告文筆業とも呼ばれる「コピーライター」と言う仕事でした。実は中学生の頃から憧れていた職業で、紆余曲折ありながらもなんとか叶えた職業。三流ながら、結構な大企業様のTVCMのコピーとかを書くことができました。
夢の職業であり、同僚の皆さんも素敵な人が多く、このまま人生が続いていくのかなぁと思っていました。ただ…。

●コロナ禍でフリーになる

35歳のときにちょっとした変化が起こりました。Covid-19、そうコロナが世界的に拡がります。
広告業界も他に違わず打撃を受け、前職の代理店も人員整理や、オフィス削減などの対応をとりました。
私の話に戻るのですが、前職が設けたフリーランス業務委託契約というプログラムに応募しました。
簡単に言うと、これまでの仕事回すから、フリーランスでやってみない?って契約です。
先に書いたように、私は会社が好きでした。会社の徒歩圏内に引っ越して、歩いて出社してしまうくらいに。
一方で、なんとなく自分のキャリアに対して迷う気持ちも抱えていました。いや、迷うと言うよりももっと複雑で、難しい感覚でした。

・このまま代理店続けるのか
・広告以外も作りたい
・あれ、CDになりたいんだっけ?
(CD=クリエイティブディレクター)
・三流のまま35歳になっちゃった!
・そもそもコピーライター向いていないかも
・ってか給料もっと欲しい

とか、本当に色々です。焦ってはいないけど、人生に迷いが。何かを変えてみた方が良いので、変えるのなら今では…。あぁ、あぁぁぁぁ…。
生きてて3番目くらいに悩みましたね。1番が何かは自分でも分からないですが。
まぁそんなこんなありつつ、最終的にはフリーランス契約に応募するに至りました。多分このタイミングでチャレンジしないと、二度とやらないなと思ったのが大きかったのかな。やらない後悔のが嫌だったんですよね。

●フリーランス楽しいね

あまりフリーのお仕事に関して触れるつもりはないのですが、これまでとは違うことが始まる感じがして楽しい期間ではありました。
税務署に行って個人事業主届出して、見積書請求書発行して、つい先日は確定申告して。
有難いことに、営業しても無いのに友人知人がお仕事を誘ってくれたのも嬉しかったなぁ。1年半くらいで10件くらいは新規でお仕事頂戴しました。無計画で飛び出した割にゼロでは無かったのは、本当に優しい方々に巡り合うことが出来たからだと思います。

とは言え、一生フリーランスを続けることはあまり考えていませんでした。
この話をすると多くの人に「不安定だからね」と言われるのですが、私の理由は違うところにありました。そもそも正社員が安定してるって考えも、ちょっと違和感ありますしね。

②に続く

さて、異業種を選ぶに至った話、思ったよりも転職に時間がかかった話などを続けたいのですが、思った以上に長く書いてしまったので一度区切ります。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

続きはこちらから

この記事が参加している募集

退職エントリ

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?