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36歳、転職のトリプルアクセル②

こんにちは。
異業種転職を控えた三流コピーライターの不安を吐露するnote、その続きとなります。
前回はこちらをご覧ください。

●フリーランスより正社員

さて、ここから本題に入ります。

フリーランスより正社員が良い。
まぁ、普通はそうですよね。母にいくつか内定出たんだ〜って話をした際も、まず再び正社員として生きるのを選んだことを喜んでいました。お母さん、心配ばかりかけてごめんちょ。
でも私が就活をしたのは、安定が欲しかったからではありません。別に親孝行したいとも思ってません。

会社員じゃないとできないことがある。

それが大きな理由でした。
当たり前のことを言うな!ってご指摘はご尤もです…はい。
ただ言い訳をすると、人によってはフリーの方が仕事の幅を広げられる方も居ますし、私もフリーだからこそ実現できた仕事もありました。
では何が違うのか、それが異業種を志望したことに関わってきます。

●先が見えた36歳男の葛藤

①の記事にもちょこっと書いたのですが、私は三流ながらも広告コピーライターとしてキャリアを積んでいました。
順調にいけば、あと5年後くらいでクリエイティブディレクター的なポジションにつき、より責任ある立場で広告の仕事をしていく。新しい仕事や、チャレンジもきっとあるでしょう。
…でも常に付き纏う悩み、色々な心の声が語りかけきていました。

(心の声A)60歳定年まで同じような仕事とか考えられなくない?
(心の声B)まだまだやってみたいことあるんでしょ?
(心の声C)まぁちょっと飽きたよね。
(心の声D)でももう若くないじゃん。

こんな心の声は、フリーランスで個人事業主になっても収まることはありませんでした。結局、広告コピーライター業での独立でしたし。

●異業種に行くなら今しかない

きっと心は決まっていたんでしょうね。
35歳転職限界説もある中で、異業種に行くなら今しかない。もちろん年齢は数字でしかないですが、年齢がハードルになることも事実。
コピーライターとしての経験を活かしつつ、ゼロから何かを生み出す仕事がしたい。そんな思いで、新サービスや新規事業などに携われる事業会社への応募をするにいたりました。

ありがたいことにポートフォリオ(作品集)もそこそこ充実していたこと、前職・前々職ともに業界大手だったこと、プレゼン自体が仕事の一部だったこともあり、かなりの確率で二次面接や最終面接まで辿りつけていました。
むしろ面接楽しいなぁと思ってやってましたね。
普段話せないような方と話せますし。
某大手食品を受けた際は、超名作CM制作に携わった方にもお会いできて感動しました。
子供のときは人見知りだったのに、人間って変わるもんですよね。

話が脱線したついでに書くと、ただなぜか最終が受かんないんですけどねー。最終で落ちるのが、精神的にも使った時間的にもショックが大きいですね。涙

そんなこんなありつつも、就活をして半年後から徐々に内定を頂くようになりました。
烏滸がましくも、辞退させて頂いたりも。

●でも正直、不安もある

うち一つの小売系事業会社に入社することに決めました。
なんでも、新規店舗のコンセプトとか考える仕事をさせて貰えるとか。いやー、コレですよコレ!今まで出来なかったことを、今までのキャリアを活かしながら出来る仕事。

それと同時に、不安も抱える今日この頃。
◆自分がどこまで通用するのだろうか
◆文化の違いについていけるか
◆思ってる仕事と違ったりして
異業種転職された方がいたら、同じような不安をもっていたかお聞きしたいところです…。

とりあえず信じているのは、大変でもなんでも、このキャリアチェンジが今後の人生の幅をきっと大きくしてくれるであろうこと。
40歳、50歳になったときに、今は想像できない新しい経験とチャレンジをきっとしているだろうということ。

新たな社会人デビューをする気持ちで、ゆるっと頑張りたいと思います。

おわり。

ここまで読んで頂いて、ありがとうございました。駄文失礼いたしました。

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