パラスポーツよりも「ショウガイシャ」スポーツが好き
読書の秋だから、普段よりも本をたくさん読んでみよう♪とマンガも含めて、脊髄損傷や車いすユーザー関連の読書強化中です!!
本日は、会社にある「JW図書コーナー」から、漫画「マーダーボール」を紹介いたします。
The スポーツ漫画だと思います。ウィルチェアラグビーの細かなルールも出てくるし、熱い感じが 笑
でも、ひとつ思ったのは、車いすから転落したり、膝の怪我を「大丈夫」と軽くみてしまうところが懸念されます。
実際も当事者は痛みを感じない方もいるので、「大丈夫!」とう方もいらっしゃると思いますが、全く大丈夫じゃないです。一般の方や受傷歴の短い方が、「痛くないなら平気なんだ!」ともし誤解してしまったら、、
その後、怪我が治るのに年単位の長期間かかってしまう危険性も十分にありえます。応急処置、怪しかったら病院へ!痛みは感じなくても生身の人間ですし、直りは、健常者よりも時間がかかると思って間違えありません。ひとりのスポーツ選手としてそこは大切にしてもらいたいですね。
上記は置いておいて、
ぜひ、読んでいただきたい!ウィルチェアラグビーに向かう姿勢やチームメートや家族とのやり取り。脊髄損傷は、不慮の事故で誰にでも急に訪れてしまう可能性があります。彼女は、そこを悩みつつもバババンと軽快に乗り越えてしまいますが、その見えにくい家庭内の問題の部分も取り上げられいます。一瞬にして引き込まれて読み切ってしまえる作品です☆彡
なぜ、ショウガイ者スポーツが好きなのか?
それは、以前、以下のお二人から障がい者スポーツについて、お話しを聞いた時こんなことをおっしゃっていました。
「障がい(がある人でも、ない人でもできる)スポーツ」
※アイスホッケー(旧アイススレッジホッケー)元日本代表 上原大祐選手
実際に、アイススレッジホッケー(当時)を行う前までは、「私にもでききますか?」と聞きました。上原選手は「もちろん!足がない彼らができるんだから、足があるあなたができないわけないじゃないですか!」と言われたときは、自分の中の固定概念に気づかされました。
障がい者スポーツは、障がい者がやるスポーツ。ではなく、障がい者「も」みんなができるスポーツだったと。
実際、アイススレッジホッケーは、スレッジに乗ってしまえば、みんな一緒。立ってスケートするよりもコケる恐怖が軽減されて、風を感じてものすごく気持ちよく楽しかったです。むしろ練習している選手たちの方がはるかに華麗に動いておりましたが。笑
「(子どもから高齢者になっても一生涯)いっしょうがい(できる)スポーツ」
※シッティングバレー日本代表 真野嘉久監督
ママさんバレーのように、いやそれ以上に、子どもからお年を召した方まで、足がない方もある方も、本当に一緒にプレーしている!というのが練習会の印象でした。座ってしまえばみんな同じ!ルールはバレーボールとほぼ同じなので、早く動けない方もセッターやアタッカーとしてそれぞれのできることを分担して役割をもっているのもチームスポーツとしての魅力だと感じました。
”障がい者”スポーツって素敵だと思いませんか。
パラスポーツのパラという言葉もいろんな意味が含まれていますが、個人的に「ショウガイ」という響きがとても好きです。(文:A)
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