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お金について考えよう

自分の人生、いくらのお金がかかるかご存じですか?
お金について考える基本の「き」の講座を開催します!
「お金」というと、人に聞きにくい、相談しにくい、ちょっといやらしいイメージがあるかもしれません。が、現代社会で生きていく上で、切っても切り離せない存在です。
「お金」について、ちょっと気になる方、全く興味ない方、ぜひご参加ください。

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ある日突然、事故により脊髄損傷になった20歳の青年が、この後に人生(20歳~60歳まで)にかかるお金を計算したところ

10億円!!!

かかる、と算出したそうです。驚きと不安になったそうです。

脊髄損傷の中でも、首の辺りを通っている頚髄(けいずい)を損傷すると、脚だけでなく、その損傷した場所、首から下、全身に麻痺が残る場合があります。

移動は車椅子必須はもちろん、
背もたれがないと、身体を起こしていられない。
食事をするために箸やスプーンが握れない。
自分の腕をテーブルの上に乗せられない。
など、日常生活を送るのを一人では難しい状態になってしまいます。

となると、
①自分の身体に合った車椅子(1台30万円程度~)
が必要となります。1日中座っているので、それぞれの身体に合わせたオーダーメイドの車椅子を作る必要がでてきます。
合っていない車椅子を使い続けてしまうと、褥瘡や体のゆがみ、慢性痛などの原因になります。乗りにくい車椅子では、活動範囲も少なくなってしまう原因となるので、身体に合わせたサイズはもちろん、クッション、背もたれの高さ、ハンドリムの材質などなど、よりよい生活を送る上で、非常に重要です。
もちろん、1度買って一生使えるものではないので、消耗品の部品は、数年に1度買い替える必要もあります。

また、特に頚髄損傷の方は、家族の助けだけでは生活は難しいので、
②介助者が必須となります。(5,000-7,000円/h程度※実際は1-3割負担
食事、お風呂、着替え、ベッドから車椅子への移乗、トイレなどなど。その人の身体の状態にもよりますが、週数回~毎日、ヘルパーさんのサポートをお願いする必要がでてきます。

さらに、
③脊髄損傷の人たち特有の必要な用具も必要になります。
人により必要なものは変わってきますが、導尿のカテーテル、レッグバッグ、おむつなど。薬や通院なども脊髄損傷になる前に比べて増える方もいるでしょう。さらに、自分の家や部屋も車椅子に乗ったまま使えるように改造しなくてはいけないかもしれません。

実際のところ、国や保険の補助金などのサポートもあり、すべてのものに全額自費で払っている方は少ないでしょう。

「お金」に関して、知らないより知ったうえで、少しでもマネージメントできたら今より、より良いチョイスや人生になるかもしれません。ぜひ、お金についてよくわからない。今まで興味があまりなかった方、少しお金について考えてみませんか?

お申し込みはPeatixで受け付けております。「こちら」からお申込みください。

サポートよろしくお願いいたします。サポートくださったお金はすべてJ-Workoutでトレーニングをしてく脊髄損傷の方々のトレーニング費用として還元させていただきます。