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【大東亜以下?!】今話題の学歴を塾講師&就活生の私が考える


こんにちは。
KnockLearn広報担当のまさっきーです。


今日はクリスマスイブですね🎄
今年も年の瀬となり、塾講師の立場からすると受験生の皆さんの進路が決まってくる時期になったなという感じです。

そんな時期だからこそ本日は最近話題でもある
「学歴」について現役塾講師&最近就活生だった私の立場から考えていきたいと思います。


つい先日も某就職情報サイトが就活生に送った「学歴フィルター」を疑わせるメールが物議を呼びましたよね。

「学歴なんて関係ない、能力と人柄が大切だ」
「能力を端的に表した指標が学歴だから学歴で評価されても仕方ない」


といった議論を今でも耳にすることが多くあります。この記事では学歴に対する賛否の声と私の経験を可能な限り中立的にまとめ、現在進路に迷われている高校生や浪人生、現役大学生の進路選びの参考にしていただけたらと思います。


〈1〉高校生、浪人生へ

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【伝えたいこと】
①偏差値、ブランドにこだわりすぎない
②「やりたいことができる」大学を選ぶ


まずは高校生と浪人生向けへ学歴に関してお伝えしたいことをまとめていきます。
なぜ高校生と浪人生をターゲットにしたのかと言いますと、この時期は「学歴に対する思い込み」が強くなる傾向があると感じるからです。

私の完全な主観ですが、偏差値が高くなればなるほどこの傾向は強くなると感じています。


「旧帝大以外大学じゃない」
「指定校推薦は甘えだ」
「〇〇大じゃ、その企業受からない」
など


私の高校(自称進学校)でよく耳にした言葉です。
これらの言葉って何か本質からずれていると思いませんか?


次の章でも述べますが、社会に出る時に結局聞かれるのは「どの大学を出たか」ということより「大学時代何を成し遂げたか」を聞かれます。

それならば、自分のやりたいことや学びたいことが可能な進路が最も理想的です。

ただ、やはり自分に合った大学が複数見つかった場合は難易度や偏差値が高い方に挑戦することをオススメします。理由は2点です。
1. 優秀な学生、教授、OBが多くなるため良い刺激を得ることができる。
2. 当然ながら同じ学問でも教育水準が高い。

したがってまとめると、
STEP1: きちんと自分のやりたいことや学びたいことを最優先に考える。
STEP2: その後、複数の大学が挙がった場合は難易度が高い大学を選ぶ。

この手順が大切ではないかと考えます。
当たり前のようですが、この手順を逆にする高校生が未だに多いと塾講師をしていて感じます。
例えば「旧帝大の中で〇〇学部があるところ」のような考え方をしていると手順が逆だと思います。

ぜひ後悔しないためにも「自分の意志」を最優先した進路選びをしましょう。

〈2〉大学生、就活生へ

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【伝えたいこと】
①結局社会で求められるのは「どの大学出たか」ではなく「大学時代何を成し遂げたか」
②とはいえ、高学歴が有利という事実は未だに存在している

続いて、大学生(主に就活生)に向けてです。
この世代もまた「学歴」に敏感になるため、正しい考え方を持ってほしいと思います。

「自分は高学歴だから下手なことしなければ就活は余裕だ」
「自分は高学歴ではないから、この企業はどうせ受からない」など

このような極端な考えはぜひ捨てて欲しいと考えています。
先ほども挙げましたが、結局大切なのは「大学時代何を成し遂げたか」です。
高学歴の大学生でも就活に躓くのは、この本質を意外と理解できていないからだと私は考えます。
したがって、大学生活において「将来〇〇をしたいから今のうちにこれを頑張る」のように逆算して努力することが大切です。

言い方を変えれば、学歴が高くないことを理由に進路を妥協する必要もないわけです。
学歴フィルター、学閥、内定者出身大学などを見て「私には無理だ」と諦めるのも浅はかです。
たしかに私自身、一部の業界や企業の選考を受けてみた結果、大学で分けていると感じる場面は就活を通して何度かありました。

しかし結局学歴がどれほど採用に影響するかは人事のみぞ知ることですし、私自身、一般的に学歴が高いと言われる大学出身ではありませんが、ネット上で「高学歴しか受からない」と言われるような企業からも内定をいただきました。

したがって、今や高校生や大学生が思っているほど社会は「学歴」を気にしなくなっていると感じます。(未だに0とは言えませんが…)
だからこそ、「学歴」というものに過剰に反応するのではなく、「自分が何をしたいか」「何を成し遂げたか」がより大切なのではないでしょうか。

〈3〉まとめ


いかがだったでしょうか。
今日は「学歴」というものにスポットを当てました。かなり様々な意見があるテーマですので、それぞれ考え方があると思います。
しかし、高校生や大学生が「学歴」ではなく「自分のやりたいこと」で進路を考えるべきという考え方は概ね皆様同じではないでしょうか。


私も含めて、高校生や大学生は社会を知りません。
したがって「学歴」というような見えないヒエラルキーに過剰な不安を覚えるのも無理ありません。

ただ一歩先に大学入試と大学での就職活動を終えた私から言えるのは、やはり「自分のやりたいこと」を貫いて武器にできる学生が最も社会から求められるということです。
ぜひ今一度、学歴という指標に関して考えてみてください。

この記事の執筆担当者

まさっきー
福岡県出身。社会人手前の大学生。大学では経営学を専攻し、アルバイトとして個別指導塾で4年間勤務。趣味は海外旅行(ヨーロッパ留学経験あり)。2022年4月より大手航空会社に入社予定。
KnockLearn 広報担当。

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