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「ADCC Oceania Open」と7/7〜7/13の日記

お知らせ

2023年2月よりオーストラリア メルボルンへ移住。現在はMBA取得に向けて大学院に通いつつ、Absolute MMAというジムでグラップリング/ブラジリアン柔術の練習に励んでいます。
noteには、メルボルン生活をより充実したものにするため、日々をより意識的に過ごすために毎週ちょっとした文章と数枚の写真とその週の日記を投稿しています。
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今週の文章と写真は「ADCC Oceania Open」です。

今週の文章「ADCC Oceania Open」

今週はADCC Oceania Openに参加した感想などを書きます。

ADCC Oceania Openとは

ADCC(Abu Dhabi Combat Club)とは、2年に1度開かれている世界大会およびそれを運営している団体、そしてそれの運営しているローカル大会などの総称。

ブラジリアン柔術に限らず、レスリングやサンボなども含めた組み技全体の最高峰を目指すため、独自のルールを採用しており、IBJJF(国際ブラジリアン柔術連盟)などのルールと類似性も多いものの、全体的に自由度が高くポイントの獲得が難しいルールになっている。

主な特徴としては、
1. 試合が前半後半に分かれており(途中にはブレイクなどは挟まずそのまま続行される)、前半はポイントが入らず後半のみポイントが計上される
2. 後半はガードプル/引き込み(立ちの攻防中に座る行為)に対して減点が与えられる(トーナメント決勝は試合の頭から引き込み減点)
3. テイクダウン、パスガードの際において亀になることで得点を免れることができる
4. ヒールフックなどの足関節は全面的に解禁されている
など。
(他にもパスガードの定義など細かい違いは多くあり、ルールを理解することはとても重要。今回もチームメイトがストーリング(消極的試合)の減点を受け結果的にそれで負けてしまった。)

今回のOceania Openは世界選手権とは関係のないローカル大会ではあるものの、UFC Fightpassで中継が行われるなどそれなりに力の入った大会であり、参加者もまあまあの数がいて熱気のある大会になっていた。

自分の試合について

自分は今回Professional -77kgに出場。元々は3人トーナメントで2人を相手に巴戦の予定だったが、もう1人の出場者が現れず結果的に1人の選手と2回対戦することになった。結果はどちらの試合も完敗で、負けて銀メダルだった。

試合内容

どちらの試合も同様の展開で、レスリングの攻防で負け、テイクダウンからそのままいいポジションを取られ、最終的にマウント/バックを取られてサブミッションを極められるというものだった。最近一番練習をしていて自分としてもそこで勝ちたかったレスリングの攻防で完敗してしまったので言い訳のしようがないし、正面から負けての完敗だったので逆に清々しい気持ちにもなった。

1試合目負けてほぼ休む間も無くもう1試合やらないといけないのは精神的にしんどかったけれど、結果的には1試合目より多少粘れたし別の角度から課題を見つけることもできたのでやってよかったと思う。

今後の課題

  1. 引き続きレスリング力の向上に努める

  2. レスリング負けた後のリカバリーをもっと強くする

  3. レスリング勝てる前提でパスガードも磨く

以上3点を意識して次の試合までまた頑張ろうと思います。

一緒に参加したジムのみんなと

いつもは写真を色々載せてますが今回は試合の動画を2試合分載せようと思います。

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