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映画 『ミュンヘン』

現時点でのエリック・バナの代表作
1972年のミュンヘン五輪で発生した、イスラエル選手殺害/誘拐事件の復讐を実行したモサド工作員の話

無念のイスラエル選手団の仇を討つ気持ちもわかるし、テロリスト側の「パレスチナ問題を訴える手段が他にない」という思いも理解できる。

俳優たちは、主演のエリック・バナの他にも豪華な面々が並ぶ。角刈り前のダニエル・クレイグも新鮮(?)だし、信用しちゃいけなさそうなジェフリー・ラッシュも顔を見せる。彼等が単純でヒロイックな工作員に見えないのは、スピルバーグの撮り方が上手いからだと思う。

脇に回っても強いダニエル・クレイグ

この作品がエリック・バナの代表作になった気がする。この後の印象が薄いのは、このテーマが重すぎたのかなぁ…。

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