行いと思考と書き言葉のバラバラ
ふと、大学のときに録っていた汚いミミズ走りのノートを見返す。
当時は何かを見つけようと必死だったんだなと思う。
分からないなりに何千文字も追っていく感覚は、朧の中にトリップしていくような、永遠と続く階段を降りていくような、不確かさが不確かさを生むストレスと、先がまだまだ続いていく高揚感が同時にあるような感覚だった。
思い返せば、日を経ることに、段々と授業には出なくなっていったような気がする。宛てのない苦しさを解明するための唯一の方法がどこか一点にあるという確信の下で、学部