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2007年5月 中国吉林の風景 杏の花🌺

14年前の写真を発掘しました。
中国吉林は、短い春(5月だけの約1ヶ月?)で、いろいろな花が一斉に咲いていました。

桃なのか梅なのか、と見えた花は、現地で聞いてみますと、杏の花ということでした。杏の花をよく知らず、鑑定眼がありませんので、現地の方のお話を信じましょう。

なお、杏の種の中には食べられる部分(杏仁)があり、ほぼほぼアーモンドです。市場で計り買い(値段忘れましたが安くて大量でした)して、よく食べてました。アーモンド状の種を加工するとミルクのようなやつやムースみたいなやつ(杏仁豆腐)になります。酒にもなってるのかな?(杏露酒)
杏仁は、アーモンドよりは少しだけ幅広に見えました。

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川が蛇行している街組みの南側の洲は、地元では江南と呼ばれていて、その中に、世紀広場、隕石博物館(某年、隕石が飛来し、その年に相次いで巨星堕つ、だったそうです)、テレビ局、市政府系の工場、商店群、学校などが立地していました。

世紀広場では、いろいろなイベントが開催されます。写真を撮った日は、自動車の展示販売イベントですね。


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飾り物は独特で、色鮮やかです。

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杏の花がきれいです。

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並木になっていて壮観です。梅も名産で同じ時期に咲いていました。桜の木はあまり見かけませんでした。梅の実は、鹿牧場の餌にもなっているとのことで、たしか鹿肉のブランド名に梅の字が入っていたと思います。

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柳の木もたくさんあり、春は柳の綿(柳絮)が飛んでいて、道路上では綿のかたまりが転がり回り、大変なことになっていました。

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今では、通行規制が変わっていることと思いますが、14年前は、車以外に、自転車、二輪車、電動スクーターなども走ってました。自転車渋滞はありませんでしたが、電動二輪車は自転車と同じ扱いなので、歩道を後ろから突然迫ってくるのが危なかったです。また、馬や馬車や驢馬曳きの荷車なども普通に走っておりました。

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そして、広範囲の移動をするのと運動不足解消とを兼ねようと、自転車も買ってしまいました。サスペンションもなかなかよかったですが、サドルが攻め過ぎで尻が痛くて困りました。

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緑もきれいな5月でしたが、5月終わりには夏になり、冒頭に書いたようにとても短い春でした。




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