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港町 ポートケラン、ポートクラン、クラン港

Pelabuhan Kelang、フリガナをなんと書けばヨロシイのやら。。。

マレーシアの港町です。

写真は、2013年頃、港の南部にある駅にて。
今は使われていない旧事務所だと思います。

看板の文字、ペラブハン(プラブハン)とあるのは港のことで、マレーシア語は後ろから修飾で、後ろにあるKELANGが地名です。下にあるセラタン(発音は、スラタン)は、南 です。西岸に長く北から南へ広がる港の南端付近に位置している駅です。

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統計資料での、日本語表記は、ポートケラン、のようです。
マレーシア語のKelang、eの音は、顎や唇に力を入れない発音で、耳には、弱いuかaに聞こえるものと思います(フリガナのタネ明かし)。
ガイドブックなどには、ケランではなく、クランと書かれているのをよく目にします。

ポート クラン、ポート ケラン、クラン港、ケラン港、プラブハン クラン、みんな同じ場所です。港の北方に位置する「クラン」駅は、港からは離れているので、港のあたりを訪れたい場合は、「プラブハン クラン」駅で降りる必要があります。プラブハンクラン駅近辺で観光する場所は、「カニ島」だとガイドブックなどで紹介されています。2013年にクアラルンプール周辺及びクラン港を訪れた際は、カニ島には行きませんでした(渡ってカニを食べる?)。

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クラン港、貨物扱い量、コンテナ扱い量が、世界のランキング20位以内に入る港湾で、鉄道でクランからクラン港に向かう間、西(?)に見える港湾地区には長い距離にわたって、延々とコンテナ群が見えます(写真があまり撮れてなくて、スミマセン)。

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写真の古い駅舎、郷愁漂います。

駅は終端始端の役割で、以前に写真をご紹介しております(下記、再掲)。

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  ※この写真写りこみの
   駅名かんばんでは
   Kelangでなくて
   Klangという地名表示
   ですね


国交省の統計ページによると、世界の貨物扱い量、コンテナ扱い量は、2018年が最新の確定値(速報値は2019年もあります)のようです。

ポートケラン(クラン港)

 2018年確定値
  貨物扱い 世界20位 221百万トン
    (日本最高位 名古屋197百万トン)

 2019年速報値
  コンテナ個数 世界13位 1358万TEU
    (日本最高位 京浜816万TEU)
     ※TEUは20フィート箱換算個数

長い岸壁地区、コンテナ並ぶ港です。

コンテナ扱い個数の統計では、以前(2003年)との比較も掲載されており、世界のモノの流れの変化にあらためて唖然とします。マレーシアは国別貨物扱い量、世界上位にランクイン! エネルギー関連の荷物では、シンガポールとの境にある港(タンジュンペラパス、タンジュンプラパス=コンテナ2019年 世界18位で京浜港より扱い多いです)でも多く積み降ろしやってたりします。

プラブハンクラン駅の東側、少し歩いたところにバスターミナルもありました。バスでの移動も試してみたいところです。

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