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牛肉麵絵日記1/100杯目 維綸牛肉麵 (台湾・台北)4/1/2013

スケッチUP 1

牛肉麺屋さん100日巡り1日目。2013年4月1日もうすぐ夜の7時。

台湾に来たのは1週間前。初めての台湾。支援を受けて一定期間その土地い滞在し、アート制作や展示、ワークショップなどを行うアーティスト・イン・レジデンスに参加できる事になり、支援先の台北芸術村に来た。半年ほどの滞在予定。

滞在先の台北芸術村は、MRT地下鉄・公館駅から歩いて約20分。大都会である台北市の中心地からそれほど遠くはないが、自然が残る公園内にあり、毎朝決まって朝4時半にはけたたましい小鳥の鳴き声に起こされる。都会の中の不思議な村である。最寄り駅・公館駅の周辺には公館夜市があり、地元の人や観光客で賑わっている。夜市の近くには、台湾大学の大きなキャンパスがある。     

台湾に来てからの1週間、朝はブラブラ朝市に出かけ、日中は仕事をし、夜は又ブラブラと街を歩き、美味しそうな物を見つけてはとりあえず食べてみた。

街を歩いて特に気になったのは、よく見る【牛肉麺】の看板。台北は牛肉麺屋さんが多い街だ。毎日違う店で食べても全ての店に伺うにはすごく時間がかかるだろう。

牛肉麺マニアも沢山いるらしい。 そういうのはあまり好きじゃない。

でも、もし100日間 毎日台湾の牛肉麺を食べたら、地元の人々と、少しは台湾麺の話をできるだろうか。

今日はもうご飯食べた?が台湾での挨拶らしい。

今日はもう牛肉麺食べた?と、声をかけてもらえるようになるだろうか。

15分程歩いて今日伺う予定の維綸牛肉麵に到着。滞在先の事務の方に勧めてもらったお店。とても綺麗で新しい外観。入り口横の厨房では葱のおやきのような葱油餅を作っている。多くの牛肉麺店は、このお店の様に餃子や餡餅も提供するのが定番らしい。今日はこのお店でいただく。   

店内はさっぱり明るく、清潔感があっていい。すでに家族連れやグループ客で賑わっている。感じの良い女性店員さんに、ちょっと緊張しながら牛肉麺を注文した。厨房の餡餅作りを眺めていると、それ程待たずに牛肉麺が運ばれてきた。

スープはしっかり色濃いが、あっさりしている。ほのかに漢方のような香り。牛は柔らかく、しっかり煮られているので脂が落ちて重たくない。筋のゼラチンは歯ごたえが心地よい。麺は太麺でもちっとしている。     

家族連れで賑わう、良いお店だと思った。

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