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自炊弁当に呪われている
社会人にとって貴重な休日、
その1日をあっけなく無駄にしてしまうほど
私の頭を悩ませているのが お弁当。
“各自でお弁当を持ち寄って食べる職場の休み時間”
がなぜこんなにも苦痛なのか。
ランチに行ったり、コンビニで買ったものを
食べたりするときは問題ないのに、だ。
お昼事情遍歴
高校生の頃は、母の作ったお弁当を親友と
一緒に食べるというむしろ至福の時間だった。
大学では(コロナを言い訳に)友達がいなかったので、
自分でお弁当を作るかコンビニで買って1人で食べていた。
基本的に1人が好きな私にとってはこれも至福の時間だった。
就職と同時に一人暮らしを始め、
自炊と言えるかどうかギリギリのお弁当を持参し
同期と集まって食べるように。
誰かとご飯を食べること自体が久しぶりなので
最初は大変なのも仕方ないかな、、と思っていた
が、
日に日に苦痛が増している
・自分でお弁当を作る満足感 / 達成感
・人と関わるのが苦手な私でも
受け入れてくれることへのありがたみ
これらは徐々に力を失い、
私にはレパートリーの少なすぎる自炊弁当への飽きと
毎日用意しなければならないプレッシャー だけが残った。
人との会話がストレスの原因なのかと
スマホ相手に1人でお弁当を食べてみたこともある。
しかし自由に羽を伸ばして食べたところで、
情報量というトッピングは自炊弁当の足しには
少しもならなかった。
やはり何を食べるかが問題らしい。
どうやら犯人は
さてここまで散々恨み散らかして辿り着いた結論。
……同期のみんなごめん!!!!
こんな私と一緒に食べてくれてありがとう
私がズボラなだけだった!!!!!!!
きっと辛いと感じていたのは、”人と話すこと”より
“周りと比べて魅力のない自分のお弁当が私を惨めな気持ちにさせてるから”
かもしれない。
ならば、グダグダ言ってる間に
少しでも気分の上がるお弁当を作ろう。
明日からまた、
お昼休憩が楽しみになることを夢見て。
最後に、私のような自炊難民へオススメの処方箋を↓
自分のために料理を作る 自炊からはじまる「ケア」の話
著:山口祐加 , 星野概念
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著者の 山口祐加さん のVoicyも気になる方はぜひ。
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