だから佐野には気をつけろって言ったじゃん…

2022/2/6、佐野担が爆誕しました。(チョロ)

佐野だけは好きになっちゃいけないって思ってたんですが、怖いですね、アイドルは……

他の人がどうということではなく、私のオタクのルールとして、「年下の自担を作らない」というのがひとつあったのですが、完全に崩壊してしまいました…。佐野晶哉、恐ろしい男……。
まあ、まだ完全に自担と決めたわけではないので(まだ抗う気か…)これまでのいきさつは別の機会に改めて沼落ちブログを書くとして、今回は笑劇の感想記事にしたいと思います。(当然ネタバレを濃いめに含みますので、これから鑑賞される方はご注意を…!)



・オープニング
直前にチケットを譲ってくれた小島担に「今日は絶対に小島しか見ないから!小島担になる!!」と宣言して数十分、舞台が暗転して5人が出てきた瞬間、真っ先に探してしまったのは佐野だったししばらく佐野しか見られなかった……意思はポンコツだけどフリとしては天才的。

3階席だったのもあって距離感がそこまで掴めず、リアルなサイズ感は感じられなかったものの、これだけ離れてても「そこにいる」だけでこんなにも心が動いてしまうものか……と唸ってしまった。
散々YouTubeだのテレビだので見てたはずなんだけど、やっぱり「生の1回」の威力はすごい。

・序章(アラジン)

初っ端からこんなに著作権ギリアウトで大丈夫!?!?となってしまった。この舞台を開幕するに当たって、いろんな所と(権利の件で)戦ったらしいと教えてもらったけど、この内容で権利あれこれに勝てたのか……という驚きが凄かった。
佐野はランプの魔人…改めランプの“おっさん“で、辮髪(べんぱつって読むらしい。ラーメンマンみたいな髪型)のカツラをつけて登場したんですが、「うわ……顔が好きだな……」と思ってしまったのでもうダメ。
坊主姿でも顔が好きだったらそれはもう自担。(ぽんちゃんの名言⑧)
それにしても、某ジーニーは全然オッサン感ないのに肌色のオッサンってだけでめちゃめちゃリアリティのあるオッサンになるのすごいね……青いだけでどうしてこんなに愛らしいキャラクターになるんだろう……すごい………
「目立たないけどめちゃめちゃ細かい演技してるのが琉巧だから琉巧にも注目して見て」って言われてたんですが、ちゃんとジャスミン役を全うしてて可愛いかった…ちゃんと一つ一つの所作が女性なのすごいな…コント劇なんだからそこまでしなくていいんだよ……

終盤でA whole new worldが流れて魔人が歌い出し、「お前が歌うんかーい!」のやつがあるんですが、「ヨッ!鉄板ネタ!!それでこそ関西!もっとやれ!!」の私と「ちょっと待って、佐野のA whole new worldは普通にちゃんと聞きたい。誰も突っ込むな。誰も笑うな。」の私が両立してて怖かったです。佐野の初生歌ソロ歌唱がA whole new worldだった私、割と恵まれたオタクなのでは…??

・ヒットマン小島
全部書いてたらキリがないのでどんどんすっ飛ばして行きます。個人的レポなんだから読み返した時に雰囲気が伝わればなんでもオッケー!←
敵とドンパチしてる時にもコミカルを入れる小島に突っ込む役を佐野に任せるあたり、信頼の出来る師弟関係って感じでめちゃめちゃ刺さりましたね…AぇTubeの小島かるたを死ぬほど擦ってるオンナなので……もっと師弟師弟してて欲しい。(師弟師弟とは?)
低周波マッサージ機使うくだりもあの地味な感じがめちゃめちゃ好きだよ……ちなみにいつもと違うリズムのモードにするっていう佐野しか分からないアドリブ入れる小島はもっと好きだよ…1ミリも伝わらないのにめちゃめちゃ面白かった…

・金右衛門があと3分で死ぬシーン
「あなたの寿命はあと3分です」のやつパンサーかジャンポケのネタになかったっけ……??って思ったけど、小島が楽しそうだからなんでもいいや←
でもあの3分の枠をどこまでか分からないけどアドリブで台本なしの演出にしてしまうあたり、プロデューサーも攻めたな…と思いました。あんなのを2000人弱のお客さん相手に40公演も毎回変えてやる引き出しがあるんだからそりゃあバラエティーで重宝されるよな…。私が芸人だったら関ジュは恐怖の塊でしかないよ…………
上の段で4人のてんてこ舞いを眺めながら点数つけるだけの小島、座長というよりも4人の親って感じでとてもよかったです…。これが小島の沼…………なるほど…

・ライオンキング(もどき)のシーン
少年クライのターンですね。うわ〜権利と戦ってんな〜〜を一番感じた回でした。
佐野が劇団四季出身なことはプロフィールの3行目くらいに出てくるので当然知ってたんですけど、まさかあんなにちゃんと再現してくれるとは思わないじゃないですか……ヤングシンバがシンバになって再演してくれるとは思わないじゃないですか……5億積むのであの冒頭の歌唱シーンだけでいいから盤にしてくれ……本当に頼む……。あまりにも当たり舞台過ぎて行ってよかった!を一番噛み締めた。
劇団四季はアラジンだけ見に行ったことあるんですが、ライオンキングめちゃめちゃ行きたくなった。これが佐野の力…佐野が生み出す相乗効果……佐野の古巣への恩返し…………
3階席だったので被り物であんまり顔が見えなかったのがちょっと残念だったけど全然いい…佐野のライオンキングが聞けた、それだけを胸に生きていきます。
「ホンマにそんな喋り方なん?」「ホンマにそういう意味の名前なん?」と“小島健“に戻って投げかけてくる質問に「そう。ホンマにこれ。」と素に戻って答える佐野のやり取りがちょう可愛かった……演じることはなくとも劇中のセリフは全部頭に入るくらい見てきたんだよねきっと…劇団四季観にいきたいな…(また言う)

1個前のロボのシーンから薄々勘づいてたんですけど、っていうか行く前からなんとなく勘づいてたんですけど、もしかしなくても佐野、めちゃめちゃいい体してない…??
程よく鍛えてペラペラではないけどムキムキでもリアコ厚みでもなく、ちょうど程よい、筋肉の付き方してる……この体格に調整するのが一番難しかったりしない…………??
女の子でいう誰だろ、菜々緒ちゃんみたいなバランス…(あくまで私の中でですが)

・ミニゲームコーナー
これほかの公演では何やってるの!メンバーはどこまでこの段取り知ってるの!って叫びたくなる反応を4人がしていてとても気になった一幕。
私が見た回は四コマ漫画を1人1コマ描いて、話が繋がったら成功!ってやつだったんですが、キャストの立場上自然なのかもしれないけど佐野が回してたのがめちゃめちゃ意外だった。
こういうのって座長とか最年長とか、慣れてる人がやるものだと思ってたので小島じゃないの!?とびっくりしたけど役不足どころか「いつもこの立ち位置ですが?」って言うくらい自然にスマートに回してたのでさらにびっくりしてしまった。
関ジュってあれですか?「MCの授業」みたいなの特別に設けられてたりします??それともなに?先輩から直々に教わるの?なに?その力はどこで鍛えてるの?怖い!

・黒幕の佐野
“オッサン“が激怒して「復讐してやる!」をそのまま放置する訳ないとは思っていたものの、いきなりアラジンの世界観から「ウラメシヤ」に急変したから、まさかその2つが繋がってるとは思わなかった……
あの、「実は全シーンで佐野が裏で糸引いてました〜!」ってタイプの展開、個人的にめちゃめちゃ好きな展開で、背筋がゾクッとするというか、今まで見てきたものを思いっきりひっくり返される感じが堪らないんですよね………そういうタイプの小説を書くのが加藤シゲアキさんっていう私の自担であり吉川英治文学新人賞を去年じゅしょ(割愛します)
「いいやつに見えて実はめちゃめちゃ悪者だった」って役を佐野にくれてありがとう……。神様仏様小島様大倉様…………。おかげで一気に沼です……。
上手く言語化出来ないけど〜!私の癖(ヘキ)なんだと思うよ〜!きっときっとそうだよ〜!





佐野に恋愛感情は今のところ1ミリもなくて、ただただ「芸術」として完璧すぎるな……という思いでひれ伏してる。歌は抜群だしダンスも上手い、アクロバットも出来るしお笑いのセンスもあって、グループでは一番好き放題出来るポジション……天は二物を与えるどころか佐野を作る時だけ「スキル身につけ放題キャンペーン」みたいなのやってたでしょ…??
ここまで書いて「私ってやっぱりスキル厨なんだな…」を痛感しました……。加藤さんは高学歴で文化人、神山さんはエンタメというエンタメを器用にこなす秀才、そんな私が佐野に惹かれるのは当然といえば当然の流れなのかもしれない…とあくまで“予備軍“ですが、佐野を自担として、これからどんな風に化けて行くのか楽しみながら見つめていきたいという決意表明で締めたいと思います。

私の佐野担としての“Beginning“レポ終わります!

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みんな、佐野には気をつけろよ……お姉さんとの約束だ……

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