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抗菌効果など4つの効果!スパイスの選びかた

こんにちは。管理栄養士×パーソナルトレーナーの木村圭吾です。

スパイスにはいろいろな種類がありますが、それぞれ違った効果が期待されています。

どのスパイスがどんな効果を持っているのか見ていきましょう。





1.抗菌効果←殺菌じゃないよ



からし、クローブ、セージ、オレガノ、タイム、ナツメグ、にんにくなどには

・フェノール系化合物…オイゲノール、チモール、アリルチオシアネート

・テルペノイド系化合物…ゲラニオール、イソメントール、シトラール

などが含まれていて、これらには強い抗菌作用があります。


ここで注意したいのは抗菌=殺菌ではないということ。

抗菌というのは菌を殺しませんが、それ以上菌が増えるのを防いでくれる作用のことです。





2.抗酸化作用



ヒトの細胞はストレスや疲労などによってだんだんと酸化してしまいます。

酸化に抗ってくれる香辛料には
ローズマリー、セージ、オレガノ、タイム、ナツメグ、しょうが、ターメリックがあります。

これらに含まれているエピロスマノール、イソロスマノール、カルノソール、ロスマノールが抗酸化反応を示します。





3.血小板凝集作用



血小板凝集作用とは血液が固まる作用のことです。

血液がドロドロ~という意味ではなく、ケガをして出血してしまったときに血が止まりやすくなるという意味でとらえてください。



にんにく、玉ねぎ、ニラなどにその成分が含まれている、メチルアリルトリスルフィド、ジメチルアリルトリスルフィドというすごく名前の長い成分がその効果をもたらします。

意外と玉ねぎやニラもスパイスという分類になっているんですね。





4.発がん抑制活性



発がんを抑制する力を活性化してくれるということですね。



ターメリック、しょうが、にんにくなどに含まれるクルクミン、クルクミノイドがこの効果を持ちます。





5.まとめ



スパイスには
・抗菌作用
・抗酸化作用
・血小板凝集作用
・発がん抑制活性

をしてくれる効果があります。

他にも冷え性や便秘などの改善を助けてくれたりもします。



普段から積極的に取り入れていけるといいですね!



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