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「食物繊維を取っているのに便秘」に管理栄養士トレーナーが答えました

こんにちは。管理栄養士パーソナルトレーナーの木村圭吾です。

twitterアカウント(https://twitter.com/eiyougaku_diet)
に質問が届きました。
アカウントの方で回答はしましたが、ここで詳しく解説していきたいと思います。

便秘の原因は人それぞれ。食物繊維だけが答えではありません。

今回はいろいろな原因を挙げていきますので自分に当てはまるものがないか一緒に確認してみましょう!



1.食物繊維がないのにあると信じて食べている

便秘の解消といえば食物繊維。これは誰しもが思いつくことだと思います。

しかし食物繊維がありそうでない、なさそうである、そんな食材がいくつかあります。

例えばキャベツ、白菜、セロリなんかは意外と食物繊維が少ないですし、アボカド、大根の葉、モロヘイヤは食物繊維がたくさん含まれています。
いつも食物繊維取ってるのに…と思う方は自分がいつも食べているものに本当はどのくらい食物繊維が含まれているのか一度調べてみてもいいかもしれません。


2.噛む回数が少ない

噛むということは単に食べものを飲み込みやすい形にするだけではありません。

満腹感を与える効果がある他、消化酵素を分泌させたり内臓の動きを活発にしたりなど、本人でも気がつかないところで様々な役割をもっています。

ある老人ホームでは50~60%の人が便秘だったという調査結果があります。
これは、年を重ねることで噛む力が弱くなっている人が多いため、あまり噛まなくてもいいようなものばかりを食べていたためです。

普段の食事でちゃんと噛むようにしていきたいですね。


3.筋肉が不足している

ここまでは管理栄養士としての答えでしたが、ここからはパーソナルトレーナーとしての答えです。

一見、筋肉は関係ないように思えますが、筋肉量が少ないと体温が下がります。内臓や腸内細菌は適切な温度がないと活動が鈍くなってしまいます。

また、体を支える筋肉が足りていないことによって姿勢が崩れます。
姿勢が崩れると内臓が圧迫されたり、適切な位置を保てないことによって本来の働きをすることができなくなってしまいます。

テレワークなどでパソコンやスマートフォンを使う機会が多くなっているかと思います。
いつもしていることはだんだん得意になっていきます。そのままではどんどん前のめりになるのが得意な体となり姿勢が崩れます。

そうならないためにはベントオーバーフロントレイズやベントオーバーロウなどといった僧帽筋下部に刺激を与えるような運動がオススメです。
これらの種目についてはまた今度解説していきたいと思います。


4.さいごに

今回は便秘の原因を3つほど挙げていきましたが、便秘の原因はまだ他にもあります。

この記事に書いてあることがあてはまらない、またはやっているのに効果が出ないなんて方は質問をもらえればと思います。

今回の質問ではサプリメントを飲んでいるとのことでしたが、その際は具体的に教えてもらえるとより適切なアドバイスができますよ!


他にも回答した質問はこちら


ご質問はこちらへ
https://peing.net/ja/eiyougaku_diet?event=0


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