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引き出す、動き出す

一人ひとりのこどものポテンシャルを信じること、それぞれの特性に合わせて固有のポテンシャルを「引き出す、動き出す」ためのサポート役になることが、「マナviva!」 の使命だと考えている。

魚を与えるのではなく、"魚の釣り方" を教える感覚は確かに大切だと思う。"魚" を "答え"に置き換え、「答えを教えるのではなく、解き方を教えること」は、勉強としては正しいと思う。しかし、そもそも魚を釣りたいと思う "動機" = "目的意識" を持たせることからではないか。

例えば、縄文時代から始まる歴史の授業は浮世離れしていて興味が湧かないだろう。時系列に整理して覚えることに、年号を暗記させることにどれほどの意味があるのだろうか。戦国時代や幕末、三国志が面白いのは、史実としてよりは、登場人物にロマンを抱くからではないか。自分だったらどうするかと想像できたら、歴史が "我が事化" するだろう。
歴史に興味を持たせる観点からは、教科書より歴史小説を読ませ方が余程有効ではないだろうか。
例えば、好きな洋楽や映画のフレーズを和訳する方が、英語に興味が持てるこどもがいるように。


「主体的な学び」とは、興味や関心を引き出して、 ''動機" = "目的意識" を持たせること。
「マナviva!」は、この当たり前のことをしっかりと実践していきたいと考えている。
以下、教務主任(教職大学院の学生)の想い。


①教務主任として
教職を目指す学生が現場で伸び伸びと活躍できるよう、様々な子どもとの出会いを通して学び続けられる場であり続けたいと考えています。また、子どもやスタッフと「共に学ぶ」姿勢を大切にしていきます。

②オンライン家庭教師として
「教える」ことはせず、子どもが「納得するまで一緒に考える」ことを最も大切にしています。
「楽しく学ぶには?」私自身も日々勉強です。



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