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One Voice Zine vol.10 "◯◯の5枚" ZM/加川大志郎/Siv/タクヤン/Isao/xtkx/エロリン/Closh/ゆか/KM

One Voice Zine vol.10はいつものインタビューではなく、総集編も兼ねて、これまで出ていただいた9人+私KMで、"◯◯の5枚"と称し、なんとなく枚数が稼げそうな通勤や仕事中を除いて、あとはテーマフリー、とにかく5枚選んで頂きました。誰もこの公開まで他の人が何を選んだのか知りません。ovz掲載順とは順不同です。各々の告知や近況・コメント+5枚でお送りします。それではどうぞ!

1,ZM

こんちは。加藤です。最近自分のやってるHETHってバンドでONLY THE LAST SONGというバンドとスプリットテープを出しました。あとギター弾いてるSOILED HATEってバンドでは昨年2021年の1月に録音したアルバムがやっとリリースされました。ベース弾いてるshapeshifterってバンドでは1月に11曲入りの音源を出してそれぞれのバンドで月1くらいでライブしてます。

■雨の日に聴きたいアルバム5選

今回のテーマについてです。雨っていうと嫌いな人も多いと思うんですが、自分は雨という現象に少し特別な感情を抱いております。頭の中で思考をこねくり回しているだけなのでここでは詳細は伏せますが、とにかく雨が降ってるというだけで少し思うことがあるんです。気になる人がもしいたら直接聞いてください。
季節的にも次第に雨が多くなってきて気圧も低く憂鬱な時期ですが、雨の日用のプレイリストなんて作ったりしちゃってゆっくり音楽を楽しむのも味わい深いと思います。余談ですが雨を楽しむコツとしては予定を入れすぎないことだと思ってます。家の中から窓を打つ雨をゆっくり眺めるのはそんなに悪いもんじゃないですよ。それでは。

Glue Trip - Glue Trlp
Black Pumas  - Black Pumas
Blues On the Other Side / Mike Mainieri Quartet 
Nomad’s Land / Dominic J Marshall
If This Isn't Nice, I Don't Know What Is / Still Woozy


2,タクヤン

■「胸焼けがすごい時の5枚」

1と2は、対処療法というよりは、その時の感情と音の雰囲気を一致させることで同化して胸焼けを和らげます。
1、2で足りない場合は、3. Boris/Noiseの特にHeavy rainを処方。4は、多幸感×じんわり系胃薬的な感じで、5はスッキリ後味ミント。運動後のシャワーの感じで。

1.slip / QUICKSAND
2.A sun that never sets / Neurosis
3.NOISE / BORIS
4.ナイトクルージング / Fishmans
5.明日はどっちだ!/ 真心ブラザーズ


3,ゆか

■LIVEに向かう時スイッチを入れる5枚

絞るのが難しいですが、選ぶならこの5枚です!
PUNCH、Walls Of Jerichoは私の人生にはなくてはならないバンド。このバンドがいなかったら私はボーカルやってない(笑)
G.L.O.S.S.は私の大好きなサウンドのハードコア。Stinkyも聴いてるとLIVEやる気が漲ってくる。Halestorm、Lzzyは私の永遠のロックスター。弱気な時はいつもLzzyに助けられています。何度Halestorm聴いて泣いたことか。笑

Trans Day Of Revenge / G.L.O.S.S.
PUNCH / PUNCH
Against Wind And Tide / Stinky
Back From The Dead / Halestorm
With Devils Amongst Us All / Walls Of Jericho


4,Siv

STILLライブ予定 
・6/12(sun)
下北沢LIVEHAUS
HETH×ONLY THE LAST SONG
"Intentions" Release Matinee
 ・7/17(sun)
小岩 BUSHBASH
"FIRED STOMP SHOWCASE"

■好きな7インチレコード5枚

 最近はサブスクで聴くことがメインになってしまいましたが、音源を手に取って再生することは相変わらず好きで、これからも大事にしていきたいなと思っています。
今回は自分が所有している7インチレコードの中から楽曲はもちろん、特にアートワークが好きな5枚を選ばせてもらいました。
後に編集盤に収録されたりもしますが、やはり作品自体のデザインと音が繋がっている感じが凄く魅力的です。

True Till Death (1988) / Chain Of Strength
Lost (1991) / Encounter
Dwell (1991) / LIFETIME
Use Your Nose (1993) / Millencolin
split (1996) / The Promise Ring / Texas Is The Reason 


5.Isao

4月1日にUNFOLD名義でCDEPを出しました。00年代叙情派好きな人には聴いてもらえると思っています。買ってください、お願いします。

■泥酔した帰路の電車で寝過ごさないよう集中力を高める5枚

酒場やライブハウスで呑んだ帰りにあと一歩のところで寝落ちして気付くと終点という行為をたまにやっています。それを回避するために、意識高めて細部まで聴き寝ないようにするための5枚をピックアップしました。

Tarkus / Emerson, Lake & Palmer
Peace Sells...But Who's Buying? / Megadeth
Symbolic / Death
That Within Blood Ill-Tempered / Shai Hulud
H.A.Q.Q. / Liturgy


6.加川大志郎

ご無沙汰してます。もしくは、はじめまして。

インタビュー受けてからもう2年経つんですね。あれから特にバンドなどの動きもなく淡々と日常を送っています。そろそろ動き出さねば。

■Bandcampで聴ける日本の奇妙な電子音楽5枚

僕がこのジャンルに明るくないのもありますが、こうした音楽がリアルでなっている場がどこにあるかわからず、モヤモヤしながらBandcampでディグる日々です。こういうのが好きな方と情報交換したいです。

※画像をクリックするとBandcampのページに飛びます!

Houzan Archives / Atsushi Izumi
KWAIDAN / Teams + Noah + Repeat Pattern
Salmonella brain / Salmonella beats
奇形 / Nuethehermit
Never Ending Update / Vintage Humanoid


7.Closh

WETNAPは現在9曲入りのアルバムを制作中です。録音とミックス・マスタリングは終わっているので、後はジャケとインサートのデザインのみ!早いところ完成させたい!
また、6月4日(土) 武蔵関サウンドショットでWETNAPギターAxanoさんの企画があります!WETNAPはもちろん出ます。
この日はRevolution Summerなバンド、controlの復活ライブもあり、私がベースを弾くのでこちらもチェックをお願いします。

■ Out of body experience

生きてはいるし、死ぬ気は毛頭ないのだが、ここにいるのがなんかめんどくさい。
多分疲れてるだけなんだと思います。でも、どこか遠くに消えたいという、飢餓感にも似た気持ちになる時がある。
自我や生活や過去を全て忘れて、ただ「ぼんやり」だけしたいんだ、というエクストリーム怠惰。
そういう状態の時によく聴く5つ選びました。
詳しい方はああモンドですね、となると思います。
(御茶ノ水ジャニスのモンドコーナー常連だった。)

とにかく聴いてみてください。

Exotica / Martin Denny

西洋のミュージシャンが想像上で南国の民族音楽を作っちゃったというアルバムです。独特の世界観に迷い込む。夏にぴったり。

The smile sessions / The beach boys

幻の未発表作品と呼ばれていたアルバムの、ボックスセットの音源です。デモや使われなかったトラック、曲に重ねる前の効果音が無限に入っていて、アルバム制作に参加しているような気分になります。

I hear a new world / Joe meek

宇宙との交信ができます。50〜60年代イギリスの狂人音楽プロデューサーのスペースエイジ作品。

st / Bombounshay Steel band

60年代のスティールパンのバンドの録音作品。くぐもり方が尋常じゃなく素朴で素晴らしいです。

Segundo / Juana Molina

アルゼンチンのSSWファナモリーナの2枚目。好き過ぎて何も言えねえ。


8.エロリン

NODAYSOFFは2022年に自主企画OCBを2回、KIBも来年はやる予定です。BURNING SIGNはレコーディングしてまとまった曲数の音源を出す予定。SMDcrewではBACK YARD ZINEを頑張りながら企画の予定は未定です。

■夜中に走り出したくなる5枚

胸がかきむしられて奥の方がツーンとなる作品たち。自暴自棄に酒を飲んでケンカに巻き込まれゴミ捨て場にボロ雑巾のように捨てられ大雨でビショ濡れになりながらタバコを吸いたくなるカラオケ映像のアレ。ロケ地木屋町。意図せず国内のバンドばかりになりました。

SEVEN LIES, EIGHT WISHES / END ALL
JUST GO THIS WAY / AR-15


BURN THE EMPTY TO THE ASH / I EXCUSE
ATTITUDE / CRUDE
FROM HERE TO ETERNITY / envy


9.xtkx

Hollow Sunsのファーストアルバム”Otherside”がICE GRILL$より6/8(水)に発売されます。ぜひ聴いてみてください。リリースツアーも行います。 @HollowSuns をチェックしてみてください。

友人が作っているファンジン LAST STEP FANZINE #2にてインタビューを受けています。日本語/英語併記でOne Step Closer, Numbernineのメンバーらのインタビューもあり内容盛りだくさんのファンジンです。
@last_step_zine からチェックしてみてください。

■VEGANレストランで爆音でかけたい2000’s VEGAN METAL 5枚

東京オリンピックの影響もあり日本国内にかなり増えたVEGANレストランにて爆音でプレイしたい2000年代の主張強めなVEGANメタルバンドの名盤をピックしました。
鳴り響くギターソロではソイミートを右手に、左手でメロイックサインを掲げてしまうこと必至です。
最後にあげている7 Genのみメタルではありませんが、名曲”No Other Way”の最後のコーラスパートはかけた瞬間にその場にいる全員が無条件にシンガロングすること間違いなしの強力なチューンなのでセレクトしました。同期のGatherとともに2000年代における最重要Vegan Straight Edgeバンドの一つです。
個人的なイチオシはSalt Lake City Vegan Straight EdgeのCherem, 2nd LPのWe Are the Revolutionもかなりの名盤です。

 New Crusade / Eye of Judgement
In the Land of the Dead / Cherem
Cries of the Peaceful / Oubliette
Daily Massacre / Justice Department
 Slave Trade / Seven Generations


10.KM & あとがき

上半期や年間ベストとなると被りが出てくるので、各々その時々の5枚を選んで頂きましたが、思った以上にカオスな内容になったのではないかと。2回目の登場&無茶振りに快諾してくれた皆さん、本当に有り難うございます!量が質を上回った瞬間を目の当たりにしました。
にしても皆んな音楽聴いてるなあ〜と、上から目線ではありますが、返信が来る度に感心していました。意図せず知らない音楽を知る良い機会になりました。今回の記事で興味を持ったら、ネットやサブスクで聴けると思うので、良かったら聴いてみてくださいね。
意外と楽しかったのでメンツを変えて第二回もやるかも?期待せずにお待ちください。次回からは通常回に戻る予定です。それでは最後に自分のを。最初に謝っておきます。ごめんなさい!

■ハードコアしか知らない人に「セロリ」リリース時のSMAPメンバーを説明するとしたら、この5枚。

中居正広→ Start Today / GORILLA BISCUITS
木村拓哉→ Set It Off / MADBALL
稲垣吾郎→ Bond Of Friendship / INSTED
草彅剛→ It Always Darkest…Before The Dawn / TURNING POINT
香取慎吾→ Nothing To Hide / IN MY EYES


それではまた!

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