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ビートメイカー nono.musiqの素顔に迫る [後編]

 新型コロナウイルスによる影響で残念ながら中止せざるを得なくなった「Kobe Music LOUNGE vol.3」。急遽、出演予定だったミュージシャンにインタビューを敢行!

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今回はビートメイカー nono.musiqの素顔に迫るインタビュー[後編]を公開。
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自己紹介的な作品を作りたい
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ー初ライブはどうでしたか?

nono「手探り状態だったんですけど、お客さんが盛り上がってくれて嬉しかったのを覚えています。自分の曲でこんな盛り上がるんやって思いましたね。楽しかったです」

ーめっちゃ謙虚ですね(笑)、他にもライブの予定はありますか?

nono「PotLuck Lab.のメンバーで作った『Track Cruising』のコンピアルバムが出たんですけど、そのリリースパーティーが3月21日に京都メトロであります。初めに京都で開催されたPotLuck Lab.で出会った全国のトラックメイカーの中から22名が参加しています。」

ー先月リリースされた『Track Cruising』のコンピには『Siren』という曲で参加されていますね。どんな曲になっていますか?

nono「昨年話題になった映画の『JOKER』を見て作った曲なんです。主人公の叫びや苦しみみたいなものをテーマにして作りました」

ーええ!それはまさに裏話ですね!普段からそういった映画や小説からインスパイアされるんですか?

nono「小説はあんまり読まないんですけど、映画はNetflixを契約しているので暇があったら洋画を主によく見ています。なので曲を作るというよりも、良い映画を見た後にこれで作ってみようってなることが多いですね。映画の他にも最近は攻殻機動隊なんかも見始めて、、だから『Siren』にはその要素も入っています」

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ーそうだったんですね!ちょっと話は変わるんですが、今回開催予定だった「Kobe Music LOUNGE vol.3」は「兵庫県の若い世代のミュージシャン」がひとつのキーになっていました!兵庫県にちなんだ思い入れのあるものや場所はありますか?

nono「個人的なことにはなるんですけど、高校の時によく行った銭湯ですね。からとの湯っていう有馬温泉の隣町くらいにある銭湯なんですけど、友達と何かあったらよくその銭湯に行って悩み事とか楽しい話とかよくしていました」

ーその銭湯には今でもよく行かれるんですか?

nono「たまに行きますね。そこの味噌カツを食べるのが恒例行事になってて、かけ放題のマヨネーズをぶっかけて食べるのが美味しいんです」

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ーまさか味噌カツをオススメされるとは!(笑)...次に、今後の活動について。やりたい事、コラボしたいアーティストなどがあれば聞かせてください!

nono「まだサブスクとかに自分の曲を聴ける場がないので、まずはそこに自分の自己紹介的な作品を作りたいですね。あとコラボしたいアーティストで言えば、先日Save Point vol.14でご一緒したNeibiss(from NSP)さんっていう神戸のラッパーの方の曲がすごい好きで、そのイベントの時も曲作りたいですっていう話はしました」

ー他にこんな曲を作りたい!というのはありますか?

nono「今まではビートメインの曲を作っていたんですけど、歌ありの曲も挑戦してみたいなとは思っています」

ー歌ありの楽曲、めちゃくちゃ楽しみです!それでは最後に、皆さんにメッセージをお願いします!

nono「これから自分のペースですが、曲をリリースしていくと思うので聴いてください!ライブにもぜひ来てください!」

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編集後記/ライター 安楽悠作
ライター後述インタビューの間は終始腰が低く、謙遜した様子のnono musiqであったが、ビートグランプリ決勝戦を前にマイクを向けられた時のコメントがとても印象的だった。「(音楽には)好みがあると思うが、自分のできることはこの4曲に詰まっている」数え切れないほど言葉の意味やカタチが存在するこの世界で、音楽が言語の壁を越えることはこれまでも多くの歌手や音楽家によって証明されてきた。しかしそれでもなお、その音楽に陳腐なバイアスで評価をつけようとする人たちは少なくない。
「人は言葉を手に入れて、自由を失った」と言うように、理性を持った我々は知らないうちに自らを生きづらくしていることがある。だからnono musiqのような自己満足から生まれる表現こそ、その人自身を解放する手段として必要とされるのかもしれない。実際に彼もビートメイクを始めてから他者への表現意欲は昔に比べて徐々に高まってきているようだ。
nono.musiq
Soundcloud https://soundcloud.com/nonomusiq
Twitter https://twitter.com/MusiqNono
Instagram https://www.instagram.com/nono_musiq
Writer 安楽悠作  https://twitter.com/luckyousuck
Photographer Yuki Kitaori https://www.instagram.com/__ktory/
Interviewer 神足(こーたり/NAOYA) https://twitter.com/n_ohyeah
場所 James BLUES LAND  https://www.kobe-james.com/
Kobe Music LOUNGE https://twitter.com/musickobe

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