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「豊前市 商店街の"これから"を考えるミーティング」第3回目開催レポ-事業コンテストにヒトデ。地域外の人たちも一緒に考えていましたよ

こんにちは、豊前観光まちづくり協会note編集部です。

昨年11月1日に開催された「豊前市 商店街の"これから"を考えるミーティング第2回」に引き続き、第3回目が2月1日に開催されました。

第2回目では以下の記事でもお伝えしたように、空き店舗の見学と交流会を行いました。

第3回目では具体的な活用策等についての報告が行われました。

一人目の報告者は豊前を中心に京築の若者たちが集まるコミュニティ「KIC(KEICHIKU INNOVATORS CREW)」のメンバーの尾家さんでした。

この記事では↑の続きからお伝えします。


豊前市出身・現福岡市在住者からの報告

引き続き、KICのメンバーである吉田さんからの報告です。

吉田さんは福岡市在住JR九州の現役社員の方で、豊前市三毛門(みけかど)出身です。
豊前市のイベントに参加した際、ぶぜん観光まちづくり協会の会長に「駅は核だ!力を貸してほしい」と言われ、色々関わるようになったそうです。

「社内新規事業コンテストのご報告と今後について」というスライドが始まります。

社内新規事業コンテストに豊前市の駅前活性化をテーマに応募したところ、よいところまでいったものの、残念ながら結果は落選であったそうですが

写真左から豊前市役所商工観光課の課長、観光まちづくり協会の会長

JR九州の社長・役員を含めた約150名の前での発表というだけでも、豊前にとってはありがたいことですよね。

ありがとうございます、吉田さん!

コンテストの結果報告だけでなく「その後」のご報告もあり、また豊前が何かにつながりそうな予感を残してくれました。

その後、プロジェクトマネージャーの木藤亮太さんが、このプロジェクトの流れとこれからについて話してくれました。

このイベントは「ひとりひとりが主役の豊前市」=「ハレノヒプロジェクト」の一環です。

2021年から始まり、2024年の目標に向けて動いていたわけですね。

真剣に耳を傾ける参加者の皆様。

ヒトデって、あのヒトデ?!みんなが嬉しいヒトデの活用

そんな真剣な雰囲気からの「ヒトデ」。

「ヒトデの可能性を探る」というスライドに目を奪われます。

「いや、皆さん、これ真面目な話なんですよ」とは、観光まちづくり協会の田北さん。

田北さんが仰るには、ヒトデの粉末が鹿やイノシシなどの害獣避けや肥料として効果があると。

豊前海にもたくさんのヒトデがおり、網にかかっても食べられないヒトデは漁師さんにとっては悩みの種。

ヒトデを活用して自然に優しい害獣避けと肥料として、豊前でも加工・販売に取り組んでもよいのではというお話でした。

そのアイデアを実現するための人材が何と身近にいたというのです。

その人材とは、ハレノヒプロジェクトのプロジェクトマネージャーである木藤さんの会社のスタッフさんでした。

海洋生物の調査や研究の経験者とのこと、まさかそんな方がすぐ近くにいらっしゃったとは。

豊前市のこれからのヒトデ産業に期待が高まります。

地域内外問わず若者がチャレンジしやすい環境?

スライドのように、確かに近年この豊前で若者の動きは目立ちます。

以前、若手地域おこし協力隊の方から「移住前に豊前市に仕事でやってきた時から『一緒にやりましょう』という雰囲気は強く感じていました。よそ者とか関係なくて」と聞いたことがあります。

面白い若者と、それを見守る面白い大人たちの相乗効果もあるのではと、観光まちづくり協会note編集部として取材してきて感じるところです。

まだ続きます!

盛りだくさんの「豊前市 商店街の"これから"を考えるミーティング 第3回目」の続きは次回の記事でもお伝えします。

豊前のブランド牡蠣。懇親会に向けて焼かれています

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