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ちくちくとふわふわ

娘が乱暴な言葉を使ってしまった時、「それはちくちく言葉だから使っちゃだめだよね」と注意しています。
「ちくちく言葉」と「ふわふわ言葉」は、3年生の教室に掲示してあるのを見て知りました。これは娘にわかりやすいかも、とわが家でも取り入れることにしたのです。
娘は4歳になって、自分の意思はあるけれどまだ言葉でうまく相手に伝えることができなくて衝突してしまうこともしばしば。どうやったら家族みんな笑顔でコミュニケーションできるか、日々、試行錯誤中です。

朝食を食べながら娘が聞いてきます。
「ばか、は、ちくちくことばだよね」
私が言ったことを思い出してくれてる…!
「そうだね」
「うるせー!もちくちくことばだよね」
「そうだね。ちょっとこわいよね」
「ふわふわことばは、ありがとう、とか?」
「そうだね。言われたらうれしいよね」
「だいすき!も?」
「うんうん。いいね!」
「がんばる!は?」
「あー、がんばるもいい言葉だね」
「じゃあ、がんばっておかねためるぞー!もふわふわことば?」
えっと…私、そんなこと最近言ったっけ…笑
「がんばってお金ためるぞーも、なんか楽しい気分になるからふわふわかな」

また別の日。お兄ちゃんに何かを教えてもらったときに、娘が強い口調で「しってる!」と言ったのを私が注意したことがありました。
「おかあさん、しってるってちくちくことばじゃないときもあるよね」
「たしかに、優しく言ったらちくちく言葉じゃないね」

娘は私が思っているよりもずっと「ふわふわ」と「ちくちく」の意味を考えているようです。

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