中学受験の塾選び(長男編)

息子二人を別々の塾に通わせる判断をしました。サピックスと地元の塾、漫画「二月の勝者」で言うとフェニックスと桜花。たった二度の経験ですが、塾選びこそ悩ましい選択はないと思いましたので忘れないうちに記録に残そうと思います。

長男はとても早熟で心身ともに成長が早いと感じていました。生まれ月も早く小学生時代は得をしたと思います。どうせ中高で追いつかれてしまいますが(笑)今思うと歩き出すのも歯が生え変わるのも早かったと思います。

小さいころから読書がとても好きで小4のとき既に私の本棚を楽しいと言って読み漁っていました。それまで公文だけでしたが、なんとなく勉強のセンスがありそうだという感覚だけで小4の夏休み後にサピックスに入塾させてしまいました。

最初は偏差値40台で何度か塾に行かずに黙って逃亡したりしていましたが、最終的には6年ではアルファクラスに入るまでに成長しました。何故夏休み後だったかというと4年の夏休みまではしっかりと遊ばせてあげようと思ったのと、父親である私が5年から塾に通ったことを思い出したからです。

サピックスは本来自宅学習が求められますので親がプリント等の管理をしなければいけないのですが、両親の性格がそういったことに向いておらず野放しにしてしまっていました。ラッキーなことに親があまり干渉しないので長男はこれは自分でやるしかないぞと思ったようです。最終的には2月1日に受けた東京御三家の一つから合格を頂きました。

ここまで書いてみてあらためて感じましたが、知識や情報ではなく感覚だけで塾を選び偶然にもうまく行きました。これはただ幸運だったのかもしれませんが、合格者の半分以上がサピックス生であることを考えると、サピックスの授業についていけているのであれば誤った選択ではないとも言えると思います。妻はサピックスの面倒見の悪さが気に入らず、かつ自分も仕事のため面倒を見ることができないので小5から転塾させるべきと強く主張しましたが、偏差値40後半でも十分に頑張っている、同期の凄いメンバーについていけているとして転塾はしませんでした。途中転塾させなかったこの判断は正しかったと思います。

サピックスは過去の受験生に関するデータを沢山持っているためカリキュラムは研究され充分に練られたものだと感じました。親の関与の度合いはともかく、サピックスについていけるのであればついていって間違いはないと思います。息子も学校別サンデーサピックスがなければ合格はなかっただろうと言っていました。

今日はこのあたりまで、また次の機会に次男について書いてみようと思います。

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