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ワークショップを成功させるための環境づくり

ワークショップをただの無駄時間で終わらせず、楽しく実のあるものにする方法ってなんだろう、を最近考え始めてまとめた4つの約束

でもまずはじめに、「ワークショップって必要ある・・・?」「うまくいかないよね」って思う人もたくさんいると思うのですが、そんなことはない、というこまどりの思いをまず記します。

はじめに1:ワークショップってそもそも必要?だらだら終わるだけでは?

大切なのは、

・このワークショップでのゴールが明確に全員見えており
・そこに取り組みたいと思う動機が明確であること

これが共有されていないと、なかなかうまく進まないことも多々(´._.`)
ファシリテーターとして全員が明確になっている状態をつくりだすことは難しいことであると思いつつ、それが一種のスキルであるようにも思っている。

はじめに2:ワークショップを楽しくする必要があるか?

マジである。何も考えずに楽しくする方法を考えよう。
ワークショップで大切なのは、メンバーをリスペクトし、上司部下、他事業他グループなど、メンバーのポジション関係なく、目的達成のために、なんでも言える状態をつくること。

張り詰めた空気や、どんよりした空気が一番天敵!
誰かに対して発言を気兼ねすることのないように、誰かの発言によってメンバーが傷つくことのないように、環境作りすることはみんなで徹底しなきゃいけないことです。
そのためにも、こんなルールを用意しておくことが大事

・Noを言わない
・個人について、もしくは特定の集団のことについて発言しない(明確に褒めるのはオッケー)
・意見がでたら、とにかく「いいね!」「たしかに」など肯定する発言をする

ハーンなるほどね、まあワークショップやってみてもいいな、
と思った方にとってもおせっかいですが、守っておくべき4つの約束があります

4つの約束

1. メンバー全員の前提を揃えておこう
ワークのための事前知識として必要なことがあれば、ワークショップを始める前に、全員に共有・理解する時間を作って、ワークにすっと入れる状況がベスト
他にもワークの前に「勉強会」のような時間を取るのもよいです。

ワークショップ中に「ooさんだけ知ってる情報があるっぽい...」ってなった瞬間にワークへの参加意欲が落ちる...

2. メンバーには最大限のリスペクトを!個人攻撃/否定はNG
先ほども書きましたが、メンバーへのリスペクトをちゃんともつこと、これは何に対してもですが、大切なことです。
ワークショップには上下関係はないことは記しましたが、リスペクトをすてることではない。相手へのリスペクトは大切。

だれかがアイディアをだしたら、「いいね!」っていうことの大切さもここにあると思っています。簡単で、何度も相手をリスペクトできることばです。

3. 周りの人の意見にかぶせて、パクリは超大歓迎しよう
「お題をだす→考える→発表する→まとめる→おわり」で終わりがちなワークショップもあるのですが、これをやるならみんなで集まる必要がないです

「お題をだす→考える→発表する→発表内容に追加で思いついたことを重ねて発表する(思いつく限り出し切る)→まとめる→おわり」
この出し切るをやるためには、自分の思いついたことに加えて、他人のアイディアにのっかる(パクる)ということが大事
「それさっき俺がいったことに似てるジャーン」という声を出したくなることもあるかもですが、そっと心にしまって「いいね!」と言いましょう

4. アイディアを思いついたら声に出してすぐ共有する
ふせんをそっと、無言で、貼っていく人がいるのですが、そういう意見はみんなが気づかないので、あまり取り上げられないことが多いのと、なによりパクリを行えないという欠点があります。
パクられるためにも、アイディアは大きな声で共有しましょう

まとめ

なんか面白いことできそうだな?と思ったら、このnoteでお伝えしたことを頭のすみにおきながら、仕立ててみましょう。

こっから余談ですが、最近社内では、データ分析エンジニアとUXデザイナーでのデータ活用ワークショップを行いました。
データ分析に関する理解を深めながら、サービス・施策創出を行えるワークです。

こういったワークショップの種やフォーマットは、色々なところに落ちているので、進めるときにありがたいです

▼べじさん(vegemaki_steph)が日本語でめっちゃわかりやすいスライドにもしてくれているのでそちらもご一緒に


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