文化部会が代議員会を開催 部則改定案や新団体加入・団体の脱退などについて承認
4月23日、文化部会代議員会議がZoomを用いてオンラインで開催され、会議には、各サークルの代表者と文化部会役員を含む27名が参加した。
松尾文化部会長(探検部)は開会挨拶として「文化部会ロード、クマナビ、とても盛り上がることができた」として参加サークルや協力者に謝意を述べた。
代議員会では文化部会部則の改定案が話し合われ、加盟サークルの構成員資格などが変更された。具体的には新規加入条件が若干緩和されて1年に短縮された他、有名無実化し長らく開催されていなかった総会を廃止し、代議員会を意思決定機関として一本化した。
会費に関しては規定が廃止されたものの、今後の代議員会で継続して年会費徴収に関して議論は行われる見通し。
また、新団体の承認・団体の脱退について承認が行われた。
昨年から予備加入していた手話サークル「しゅまいる」が正式に加入し、またチェスサークルと文芸サークルセピアが予備加入団体として承認された。これにより正規加盟サークル数は前年度と変わらず27団体となる。
他に廃部・脱退の際は手続きを踏んで、部室を綺麗にして脱退をすることなどが申し合わされた。新役員については、6月ごろから代替わりする予定で、各サークルから役員候補が立候補されて選挙で選出される見込み。
最後に松尾会長は、「拙い進行だったが」と代議員に謝意を示した上で、次回の代議員会議では部費や部誌『文華』発行の議論をする予定で、よろしくお願いしたい」として会議を締めくくった。
文化部会では活動の活性化に伴い、文化系サークル棟や知命堂の休眠サークルの部室の接収と再分配が今後進むものと見られる。ある加盟サークルは「部室を入手できるとなれば嬉しい。1サークル1部室で平等に使用できると良い」と期待を滲ませた。
(2024年4月24日)
【熊本大学文化部会】
1980年代から存在する、熊本大学の31の公認文化系サークルを統括する学生自治団体。サークルを代表してサークル棟や学生会館の補修や整備、公認更新などを大学当局に対して行う。学生代表として学生課に対して交渉を行う「労働組合」のような存在で、サークル棟や学生会館にサークルの部室を割り振る権限も有している。(熊本大学新聞第220号2面より引用)
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