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アメリカ人だから言えた戦後日本教育の不都合な真実

『アメリカ人だから言えた戦後日本教育の不都合な真実』 ケント・ギルバート  (2018/07) イースト・プレス

目次

第1章 リベラルに翻弄された戦後日本教育の正体
第2章 日本では教えられない「国際社会の常識」
第3章 消去された日本人の「自尊心」
第4章 中国人と韓国人が嫉妬する日本人ヒーロー
第5章 日本人が「本来の強さ」を取り戻すために
終章 自立心を持った人間を育てる「七カ条」

こういった親日家の含蓄のある言葉に日本人はもっと耳を傾けなければならないと改めて思った。
著者はタレントのケント・ギルバートさんだが、司法試験を突破した弁護士の顔をも持ち、大学の客員教授、複数の会社の代表取締役を務める企業家でもある。

そんな彼が日本の歴史教育に欠けている視点や戦後GHQや日教組によって行われた巧妙な洗脳教育の問題を指摘していたのが本書。

「嘘も百回言えば真実となる」とはナチス・ドイツの宣伝大臣であったヨーゼフ・ゲッベルスの言であるが、実際、洗脳下にある従順な羊は百回以上繰り返される嘘を毫も疑わないのだから始末に困る。

来月、予定される都知事選でも相変わらずの衆愚選挙が繰り広げられるのであろうが、氏の語っていた日本人の本来の美徳、自尊心を取り戻す人々がふえてゆくことを願ってやまない。



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