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【教育】多様性

多様性の時代といわれて久しいですが、昔々、娘が小学校に入学する時、デパートで見つけたニュージーランドの羊皮を使った軽くておしゃれな(ピンクとブルーのコンビ)ランドセルを買い与えました。
一応、本人にも確認しましたが、小学校の現実を知りませんからそれでいいと。
しかし、男子は黒、女子は赤の時代には目立ち過ぎたのか、入学早々ランドセルに靴で蹴られた跡がついていたのを見て、急いで赤いランドセルに買い換えた苦い経験があります。
 
今現在は、いろいろな色のランドセルを見かけますが、これだけを見ても許容するまでに相当な時間がかかる日本です。
 
アメリカの映画やTVドラマ、アニメでは登場人物が「白・黄・黒」とバランスを取り、善人も悪役も同じ比率になっています。
現実は、差別・いじめがあっても、誰が視聴するかわからない映画やTVには配慮が欠かせません。この感覚は肌の色が違う人々が作る多民族国家しか理解できないのでしょうか。
 
欧米人には言語で劣ることからか、ぺこぺこして、アジア人には見下したように札束で物を言わせる日本人が多かった時代の人達が、現代社会を動かす層にいることを考えれば、多様性を認める教育環境など残念ですがまだまだ先の先です。