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「教育」海外移住

ノーベル賞受賞者の会見で「どうしてアメリカ国籍を取ったのか?」という質問に、「日本は協調性を求められるが、私は協調性がない。自分がやりたいことだけを自由にさせてくれるのはアメリカしかない。」という回答にシンパシーを感じました。
 
私も同感で、過去にアメリカのグリーンカード取得に応募した経験があります。
そして、約10万分の1の確率で当選しましたが、聞いた話(当選確率が低く、何年も応募する必要がある)よりあまりにも早く当選したため、仕事面や子どもの就学など、準備不足は否めず、泣く泣く諦めました。

グッドタイミングな時期なら、今頃、アメリカで生活していたはずでした。

アメリカでの生活を求めたのはわが子のためでした。
今後、衰退するだろう日本より、アメリカで教育を受けたり、生活をする方が、世界中で活躍できる可能性が高まると考えたからです。
ただ、親の自己満足だったかもしれません。
 
現在、私のスクールは多様性に富んでいますし、いろいろ世界との関りも多いです。
夏休みで日本へ一時帰国した子どもが休み中だけ受講したり、インターナショナルスクールの数学を指導した生徒、映画の脚本家志望でアメリカの高校・大学へ進学した生徒、そして、家族でオーストラリアに小学生の時に移住して、今は大学に進学して医学の道へ進んだ生徒などがいます。
 
うれしい反面、あきらめた夢を思い出します。