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【クイーン】オリジナルアルバム3選【初心者向け】

映画「ボヘミアンラプソディ」を観て、クイーンの音楽に興味を持った人も多いと思う。
(シネマシティの応援上映に行ってきました。記事はこちら)

ベストアルバムなんかはもう借りたり買ったりしてみて、ひと通り聴いてみた人もいるのではないだろうか。

だがクイーンの音楽がよりその魅力を発揮するのはオリジナルアルバムで聴いたときである。ひとつひとつの曲も勿論いいのだが、そのアルバムの流れで聴いた時に、その真価がわかることが多い。
例えばボヘミアンラプソディなんかはその典型で、あれ単体でベストアルバムに入っていたりすると、ちょっと唐突な感じすら覚えるかもしれない。しかしあれをアルバム「オペラ座の夜」の流れで聴くと、しっくり来るどころか「天才か」と思ってしまう。

というわけでクイーンはオリジナルアルバムで聴くのが断然オススメ。


この記事では、そんなクイーンのアルバムの中でも最もクオリティが高いと思うオリジナルアルバム3選をランキング形式で紹介します。クイーン初心者で、ベストアルバムを聴いてしまい、次に何を聴いたらいいのか悩む人にも参考になるかも。

なおこれはあくまで個人的に好きなアルバムの順番であって、クイーンのアルバムは基本どれも傑作です。

3位 華麗なるレース (5thアルバム)

(1976, 英1位 米5位)
黒地にクイーンのロゴの入ったジャケットの、「華麗なるレース」。今回の3つのアルバムの中では1番ポップで聴きやすい。ハイライトは、フレディもお気に入りの「Somebody to Love」や、ライブで盛り上がる「タイユアマザーダウン」、ラグタイム調の「懐かしのラヴァーボーイ」、そして日本人であれば聴いておくべき、フレディの日本語が楽しめる「手をとりあって」など。

2位 クイーンⅡ (2ndアルバム)

(1974, 英5位 米49位)
クイーンファンであれば、これをお気に入り1位に挙げる人も多い。前半(1〜5曲目)はホワイトサイド、後半(6〜11曲目)はブラックサイドと呼ばれる2部構成のアルバム。ブライアン中心のホワイトサイドでは初期クイーンのハードロックが聴ける。フレディ中心のブラックサイドは壮大な組曲形式。他の誰にも創れない、フレディの濃厚なファンタジー世界に浸れる。ハイライトは組曲の中心を担う「The March of the Black Queen」、ライブでも人気の「輝ける七つの海」など。

1位 オペラ座の夜 (4thアルバム)

(1975, 英1位 米4位)
フレディの命日にもこのアルバムを記事にしたが、これは個人的に1位であるだけでなく、クイーンの大名盤として、ファン以外にも有名なアルバム。「クイーンⅡ」ほどの張り詰めた緊張感もなく、程よくポップなので気軽に聴きやすい。だが大トリ曲「ボヘミアンラプソディ」を聴き終わる頃には大きな感動が待っている。ジョンによるあったかーい曲「You're My Best Friend」、天文学博士ブライアンによる相対性理論ベースの物語「'39」、映画でも重要な場面で流れたフレディ作「Love of My Life」などがハイライト。映画で"クルマの歌"とかいってイジられてたロジャー作「I'm in love with my car」も収録。

勿論これ以外にも素晴らしいアルバムはたくさんあるが、これらから聴き始めるとクイーンの世界に入っていきやすいはず。是非。

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